Netflix映画「アースクエイクバード」の記者会見が本日10月29日に東京・六本木アカデミーヒルズで開催。この会見に小林直己(EXILE、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)が登壇した。
「アースクエイクバード」は現在開催中の「第32回東京国際映画祭」の特別招待作品に選ばれたサスペンスミステリー。1980年代の日本を舞台に、イギリス人女性・リリーの殺人容疑をかけられた女性ルーシーの心理が描かれる。小林は2人の女性の関係をかき回す日本人カメラマンの禎司を演じている。本日の会見には小林のほか、ルーシーを演じたアリシア・ヴィキャンデル、監督のウォッシュ・ウエストモアランドが登壇した。
会見の冒頭ではウエストモアランドが「おはようございます。ウォッシュ・ウエストモアランドです」、ヴィキャンデルが「皆さんこんにちは。日本に戻ってこれてうれしいです」と日本語で挨拶する中、小林が唯一「Hi, everyone」と英語で語りかけて報道陣を笑わせた。小林はハリウッドデビュー作となった本作について「日本を尊重する気持ちをもってくださる皆さんと仕事ができてうれしく思っています」と話し、禎司というキャラクターと自身の関係性を「禎司にとってのカメラは僕にとってのダンス。自分を表現するのに一番フィットするもの」と分析。禎司という役柄を理解するためにクランクイン前から東京の街をフィルムカメラで撮影し、自身でプリントしたという小林は「自分は何を撮りたいのか、禎司は何を撮りたいのかを探っていきました」と役作りを振り返った。
劇中でのダンスシーンについて小林は「すごく大好きな場面で非常に大事なシーンです。僕のダンスを好きでいてくれる方も喜んでくれるのかな」とコメント。またキャスティングディレクターの奈良橋陽子からの紹介で小林へオファーしたというウエストモアランドは「いろんな俳優さんを紹介してもらいましたが『彼だ!』と思いました。非常に激しい部分、闇の部分、非常に複雑なところがある」と振り返り、ヴィキャンデルは小林の演技について「彼の目の奥にもうストーリーがある。ストーリーを目で語れるのは俳優として大事なこと。彼とは俳優として助け合うことができました」と賛辞を送り、小林を喜ばせた。
「アースクエイクバード」は11月15日より、Netflixにて全世界同時配信される。