映画「ブラック校則」の公開記念舞台挨拶が本日11月10日に東京・丸の内ピカデリーで行われ、キャストの佐藤勝利(Sexy Zone)、高橋海人(King & Prince)、田中樹(SixTONES / ジャニーズJr.)、葵揚、水沢林太郎が出席した。
現在公開中の映画「ブラック校則」は理不尽な校則に縛られた高校生たちが学校生活を変えようと奮闘する物語。主題歌にはSexy Zoneが歌う新曲「麒麟の子」が使用されている。
舞台挨拶では佐藤と高橋の創楽・中弥チーム、劇中で不良グループを演じた田中、葵、水沢の不良チームに分かれ、本作のタイトル「ブラック校則」にちなんだ「ブラック“高速”3本勝負」を展開。佐藤は「(佐藤勝利という)名前が名前なんで勝ちたいと思います!」と意気込み、高橋も「不良に負けるわけがないという意気込みでがんばります」と気合いを入れる。対する田中は「勝利という名前を奪いにいきます」と闘志を燃やした。
1本目は、スクリーンに表示された10個の数字を覚えてボードに書き出す「数字記憶対決」。「俺ならいける!」と自らを奮い立たせた田中は「ヤバい。俺12個書いてます」と慌て、一方高橋もペンの蓋が開けられないというハプニングに見舞われつつ、この勝負は引き分けとなった。
続いての種目は「ブラック校則」の略称「ぶ」「ら」「こ」「う」の4文字で告白フレーズを考えるバトル。1分間のシンキングタイムで佐藤と高橋は入念に打ち合わせをする一方、不良チームの田中は「愛の告白は事前に決めるものではない」と言いきり、ひらめきを重視する。不良チームは「ブラブラとラブリーな今月を。うーん。とりあえず愛してる」とトリッキーなフレーズを完成させ、創楽・中弥チームは「部活帰りにラッキーだな。君に会えて。今度さあ、海に行って水に入ろうよ」と発表した。判定は観客に委ねられ、その結果創楽・中弥チームが勝利を収めた。
最後の勝負は、万歩計を身につけたチャレンジャーが主題歌「麒麟の子」に合わせて体を動かし、カウントされた数字で競う「万歩計カウント対決」。佐藤はアイドルらしいキメポーズを見せつけ、田中は舞台上で横になって高速で体を揺らした。「肘と膝が痛い……」と身を削って勝負に挑んだ田中だったが、勝ったのは創楽・中弥チーム。高橋が「楽しかったなー」と笑顔で感想を述べると、佐藤は「絵日記か」とツッコミを入れた。“勝利”の名を奪えなかった田中は、悔しそうな表情で「今日から僕は田中敗北です」とうなだれていた。最後に佐藤は「寒かったり暑かったりするので体に気をつけてください」と観客を気遣いつつ「『ブラック校則』もっともっと観てほしいです」と作品をアピールし、本日のイベントを結んだ。
※高橋海人の「高」ははしご高が正式表記。
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