舞台「ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』Season2」で主人公のトニー役を務める森崎ウィン(PRIZMAX)と村上虹郎が、本日11月29日に東京・赤坂サカスで行われた「TBS Twinkle Sacas 赤坂冬祭イルミネーション点灯式」に参加した。
今月東京・IHIステージアラウンド東京にて開幕した「ウエスト・サイド・ストーリー」は、2020年5月までのロングラン公演を3シーズンに分け、それぞれ異なる日本版キャストで上演するミュージカル。森崎と村上は、2020年2月1日から3月10日までの「Season2」にダブルキャストで主演する。明日11月30日に始まるチケットの一般販売を前に赤坂サカスの広場に登場した2人は、一緒に太鼓を叩いて櫓から連なるカラフルな照明に光を灯した。
点灯式のあとには会見が開かれ、森崎は「寒かったですが、すごくキレイでしたね!」とイルミネーションの感想を語った。そして今回がミュージカル初主演であることを司会者に振られると「うれしさもありますが、やっぱりプレッシャーを感じます。世界中で愛されている作品ですし、こういった場所に立つとより重みを感じますね」とコメント。村上はミュージカル初挑戦にして主演を務めることについて「もう僕はとにかくがんばるしかないですね」と意気込みをみせた。
2月の本番に向けて何か準備をしているか聞かれた森崎は「喉の調子をグラフに記録し始めました。2月は寒いですし、どうなるかわからないので……」と体調管理を始めたことを明かし「体力には自信ありますけど、大きな360°ステージですしね」と気合いを入れた。また、ダブルキャストについてどう思うかと問われた際には、森崎が「村上くんのトニーはどうなるんだろうとワクワクしているんです。いい意味でぶち壊してほしいなって思うんですよ」と期待を寄せ、これに村上は「自分にもどうなるかわからないから怖いです(笑)」と笑っていた。
司会者からは、「2人はトニーとマリアのように愛を貫けるか?」という質問も。この問いかけに森崎は「29歳にもなると勢いだけではいけないな、と考えてしまうこともありますが(笑)、そこは本能に従いたいですね。貫きます!」と回答。村上も「トニーとマリアに必要なのは素直であること、という演出家さんのコメントを読みました。なのでそれに従おうと思います(笑)」と返す。そして最後に森崎は「気持ちが高揚していますが、地に足を着け、作品のよさを伝えられるよう、いいエンタテイナーになれるようにがんばります」と思いを語って会見を終えた。