SUPER BEAVERが主題歌を担当する映画「水上のフライト」の予告映像がYouTubeで公開された。
6月12日に上映開始の「水上のフライト」は、中条あやみ演じる走り高跳びの有望選手・遥が不慮の事故により下半身麻痺になりながらも、パラカヌーと出会い新たな道を切り開いていく物語。SUPER BEAVERは映画の主題歌として、新曲「ひとりで生きていたならば」を提供しており、この新曲は今回公開された予告映像で初披露となった。
中条は「ひとりで生きていたならば」について、「初めて映画をエンディングまで観て、『ひとりで生きていたならば』が流れた時に、映画も音楽も1つになってとても素敵な作品が出来たという事に大きな満足感と幸せな気持ちで満たされました」とコメント。また監督の兼重淳は、「彼らは台本を読んで、映画の主題歌を引き受けてくれた。秋になって届けてくれた曲は、作品内容に沿った素晴らしい曲だった。『ひとりで生きていたならば』。嬉しい。ただただ自慢。この曲で終われる映画は幸せだ」と喜びを語っている。
中条あやみ コメント
初めて映画をエンディングまで観て、「ひとりで生きていたならば」が流れた時に、映画も音楽も1つになってとても素敵な作品が出来たという事に大きな満足感と幸せな気持ちで満たされました。
自分は決して一人じゃない。だから寂しい気持ちにならなくてもいいし、色々な人がいて、色々な人生があるから面白いのだと、前向きな気持ちになります! 心が沈んでしまった時や、元気を出したい時にお守りのようにして聞きたい! と思いました。
兼重淳 コメント
「音楽だから、全然独りよがりだって何でも構わないんだけど、俺たちの音楽ってのは、あなたに届いて、届いたあなたから何か返してもらって、それをまた聞いて俺たちが音楽にしてあなたに届けて、そういう音楽だと思ってます。だからこそ、今日みたいな日、むちゃくちゃ嬉しいんです。改めてホントにありがとうございます」
満員の会場に向かって、メンバー全員真っ直ぐ前を見つめ語りかけていた。「声を大にして『あなた』に歌いたいことが、たくさんたくさんありました。
当時は何も解ってなくても、何も具体的に思い描くことができなくても、
目の前に、1万2千人ではなくて、『あなたが居てくれる』ってこの事実は、俺たちにとってはかけがえのない宝物です」
2020年1月12日@国立代々木競技場 第一体育館
彼らの心の底から発する気持ちが言葉になって、胸に響いた。1万2千人の『あなた』の中に自分も居た。
『SUPER BEAVER』なんて素敵なバンドなんだ。去年の夏可能な限りの彼らのアルバムをダウンロードし、可能な限りの彼らのMVを観て、このバンドにお願いしようと思った。彼らは台本を読んで、映画の主題歌を引き受けてくれた。秋になって届けてくれた曲は、作品内容に沿った素晴らしい曲だった。
『ひとりで生きていたならば』
嬉しい。ただただ自慢。この曲で終われる映画は幸せだ。