uminecosoundsが5月27日にニューアルバム「味噌」をリリースする。
2014年7月リリースのアルバム「masala」以来の新作となる「味噌」は、東京・ウミネコカレーの店主でもある古里おさむ(Vo, G)が「これが第一歩」と語る全12曲入りのフルアルバム。YouTubeでは写真家の佐内正史が監督を務めた収録曲「赤くなる」のミュージックビデオが公開された。
なおアルバムのリリースを記念して、酒井泰明(moools)がコメントを発表した。
酒井泰明(moools)コメント
たとえば引っ越しを考え新しい家を見に行き、ベランダに出た瞬間「ああ、ここだ。ここだっ
た。」と思うような事がある。
音楽にもある。それはだいたい曲が演奏されて10秒もいらないものだ。
時には、初めて見た物件なのに昨日住んでいたであろう自分の生活の記憶を感じる時まである。
音楽にもある。それはだいたい「これは明日、自分が作っていたかもしれない。」と。
uminecosoundsを聴くと、なぜか自分もバンドメンバーにいる気がする。
こんないい物件は日本にはなかなかありません。
みんなで住もう。
古里おさむ(uminecosounds)コメント
私がカレー屋を志すきっかけとなった今はなき笹塚のエムズカレー。
店の入り口に(常連さんだという)佐内さんの写真集が置いてあったので名前は知ってました。
ウミネコカレーが実店舗を構えてから ふらっと食べに来てくれた佐内さん。
お会計のときに「(エムズカレーを)伝承してるね」と言われ、それからちょくちょく何故かばったり会うことが多くなりました。
今回uminecosoundsの録音後、個人的になんとなく「霊山」みたいなアルバムのイメージがぼんやりありました。
そしてたまたまケーキ屋でまたもやばったり遭遇した佐内さん。。。
ついでに霊山の写真のこととか軽く聞いてみたところ、そのまま佐内事務所へ遊びに行くことに。
奥から持ってきてくれた佐内さんの写真集。
そこにドンピシャな写真があったので、「これです…」とジャケットに使わせてもらうことに。。。
そしてそのまま ビデオも監督してくれることに。。。
なんだか不思議な縁の佐内さんとは小学生の頃を思い出すような感覚で、あーだこーだ遊んでるうちにジャケットもビデオもとてもしっくりくるものができてました。
日々の生活に寄り添ってくれるように素朴でシンプルで深い。
まるで台所にあるもののような作品に仕上げてくれました。
uminecosounds「味噌」収録曲
01. 春はまだかい
02. 平常心
03. 赤くなる
04. 花畑~腸のテーマ~
05. ひかりの泡
06. 雪かき
07. 苔のように
08. 何も変わらない
09. ねばねば
10. 梅干し
11. 湯船