配信プラットフォーム「バーチャル渋谷」のオープニングイベント「#渋谷攻殻NIGHT by au 5G」が昨日5月19日に開催。このイベントにDJ LOVE(SEKAI NO OWARI)、宇川直宏、若槻千夏、アンジュ・カトリーナが出演した。
「バーチャル渋谷」はKDDI、一般社団法人渋谷未来デザイン、一般財団法人渋谷区観光協会を中心とした参画企業50社による「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」が立ち上げたプラットフォームで、先端テクノロジーを駆使したバーチャルイベントと、実際の渋谷の街と連携し同一コンテンツを表現するデジタルツイン体験を提供する。昨日のイベントではバーチャルな渋谷の街に出演者4人がアバターで登場した。
DJ LOVEはアバター化した自身の姿に「(実物より)ほっそりして見えるかもしれませんね(笑)」と感想を述べ、宇川はバーチャル渋谷の空間に「渋谷の変遷をずっと見ているので感慨深いです」と驚きを表した。スクランブル交差点の中央に設置されたステージでトークを繰り広げた4人は、ステージを下りて渋谷の街を“街ブラ”も体験。4人と同じくアバター化した参加者たちと触れ合ったり、Netflixで配信中のアニメ「攻殻機動隊 SAC_2045」の世界を街中に再現する演出に歓声を上げたりと、バーチャル渋谷でのひとときを楽しんだ。
またイベント内では「攻殻機動隊 SAC_2045」に関するトークも行われた。宇川は「とんでもなくエクストリームなクオリティの映像」と絶賛し、DJ LOVEは「時代が進んだことによって『攻殻』の世界がよりリアルに感じられるようになりました」とコメント。アンジュも「タチコマの動きがリアルでかわいかったです」と作品を鑑賞しての感想を明かした。
SEKAI NO OWARIが新曲「Dropout」を提供した「au 5Gその手に」編CMが流れた際には、DJ LOVEがCM撮影時のエピソードを語った。CM内のライブ演奏シーンについてDJ LOVEは「慣れた感じでいけるかな、と思ったらまた勝手が違って面白い経験になりました」と話し、5G技術とライブの可能性に「会場に物理的に足を運べない人にも楽しんでもらえるものができたら。お客さん同士でコミュニケーションを取れると面白くなるかもしれない」と夢を膨らませていた。
「#渋谷攻殻NIGHT by au 5G」の模様は現在、「渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト」のYouTube公式チャンネルで全編アーカイブを公開中。