生田絵梨花(乃木坂46)が主演を務めるミュージカルドラマ「とどけ!愛のうた」が、7月6日(月)よりParaviにて5日連続で配信される。
「とどけ!愛のうた」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により人々が自粛生活を送る日本を舞台にしたミュージカルドラマ。ゴールデンウィークを翌日に控えたとある日、町の小さな印鑑屋・真壁印章の社員たちのもとへ「リモート飲み会」のメールが届いたところから物語が始まる。
今作には主演を務める生田のほかに、柿澤勇人、斉藤慎二(ジャングルポケット)、シルビア・グラブ、橋本じゅんといった面々がキャストとして参加。劇中で使用されるミュージカルナンバーは、作編曲と音楽監督を服部隆之、作詞を森雪之丞が担当する。
Paravi「とどけ!愛のうた」
2020年7月6日(月)スタート ※以降、5日連続配信
生田絵梨花 コメント
ミュージカルと映像がコラボした作品にいつか携わりたいと思っていたので、とても嬉しかったです。ですが、今回は異例のリモートミュ ージカルドラマ。話を聞いた時は、えっ! できるの?? そんな風に思ってしまいました。台本を受け取ってから約3週間、稽古が始まってから約1週間、凄まじく急ピッチで各部署奮闘しています。撮影日がもうすぐそこに差し迫ってきているのですが、今でも、えっ! できるの?? と不安をチラつかせてしまいながら、いや! やるんだ!! と全員で結束し、気合を入れて臨みたいと思います。ミュージカルドラマなので、もちろん歌ではファンタジックな世界観はありますが、リモートが題材ということで、この自粛期間に全員が体験したようなとても日常に寄り添った内容だなと思いました。コメディ要素もありつつハートフルなものができるよう、みんなで大切に作っていきたいです。ぜひ楽しみに待っていただけたらと思います!
柿澤勇人 コメント
緊急事態宣言を受けて自粛中に行われたリモート飲み会。それをミュージカルにします。無謀な挑戦です。これは前代未聞です! 僕もどうなるか正直わかりません! ですが今しかできない作品になると思います!
楽しみと不安が交錯していますが、短期間で覚えることが鬼のようにあります。キャストの皆様とヒーヒー言いながら絶賛稽古してます。乞うご期待です!
斉藤慎二 コメント
お話しが来た時は、嬉しいと同時にどんな作品に仕上がるのか不安で仕方なかったです。新しい形での撮影はもちろん、私が足を引っ張ってしまう可能性大だと出演者を聞いた時に思ってしまったので。ただ、ミュージカルに携われる事は私にとっては夢のような事なので、自分が出来る事を精一杯出し切りたいと思います。お笑いの部分は橋本さんに全部持っていかれそうなので、食らいついていきたいです。笑 私の事は温かい目で見てあげて下さい。ハ~イ。
シルビア・グラブ コメント
今回「とどけ!愛のうた」というリモート風ミュージカルドラマ、初めての形となる作品に参加させていただき、とても嬉しいです!
びっくりするくらい早いスピードで進んでいくこのクリエイション。ついていくのに精一杯ですが、新しいことに挑戦できるのはとても楽しい! 普段ドラマの現場ではなかなかないような、リハーサルの時間もあって、舞台のような感じで出演者やスタッフさんと話す時間があるのも嬉しいです。あとは皆さまに楽しんでいただけたら…幸福の極みでございます!
橋本じゅん コメント
スペイン風邪を遠い昔の絶滅した恐竜の様に思ってた頭の中のお花畑を、数カ月で焼け野原にされた! そんな衝撃をコロナは僕にもたらしました。もちろん世界中にでしょう。でも、見上げた空は変わらないのに目の前には見渡す限りの荒野だけ。大切なものをホントに失くしてしまったのだろうか? でもいつか空の太陽がまた地に命を与え、辛く思える雨もそれを育み、未来はきっと生まれ変わります。上を向いて進むべき今、この物語を僕らからのエールとして贈りたいと思います。
服部隆之 コメント
この時期、リモートの作品が世に出始めていますが、それを「ミュージカル」にする。面白い発想だと感じました。そして、作詞を森雪之丞先生が引き受けて下さった。全ての工程に時間がないこの作品で、素晴らしいクオリティを発揮して下さる最高のキャスティングでした。
本作では、キラキラ感を強調したフレンチポップスのジャズワルツのような雰囲気の曲、全員野球で疾走感があるロックテイストの曲、希望を期待させるラブソング、何度も聞きたいと思ってもらえる中毒性を目指したテーマソングなどを書き下ろしました。
リモートというのはそれほど意識せず、舞台でやってもいいように作っています。どういう化学反応が起きるのか、とても楽しみです。 今回はファーストトライ! 何か残したいと思っています。
森雪之丞 コメント
心の距離
エンタメ界が絶望を突きつけられる中、今何を書くべきか、自粛生活を続けながら悩んでいました。まさか、その日々をリモート・ミュ ージカルにするという企画にお誘いいただくとは、雲間の光芒です。
コロナ禍によって炙りだされる新たな人間関係。離れていても心の距離は縮められると、そう願いながら作詞をしました。