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北村匠海、矢部昌暉の思い出でいっぱいだった高校3年間「彼しか友達がいなかった」

矢部昌暉との思い出を語る北村匠海。
5年近く前2020年08月14日 4:05

DISH//の北村匠海が本日8月14日に東京・TOHOシネマズ六本木で行われた映画「思い、思われ、ふり、ふられ」の初日舞台挨拶に登壇した。

咲坂伊緒の同名マンガの実写化作品である今作では、同じマンションに住み同じ学校に通う高校1年生の男女4人の、複雑に絡み合う恋愛模様が描かれる。浜辺美波、福本莉子、赤楚衛二と共に主演を務めた北村は、浜辺演じる朱里への恋心を抱えるクールな理央を演じた。

全国111館のスクリーンへ中継されたこの舞台挨拶には、主演の4人と監督の三木孝浩が登壇した。撮影現場の雰囲気はどうだったかとMCに問われると、浜辺は「いい意味で一体感があったように思います。みんな空気感が似ていて。例えば『今日は早く帰ろう』となると、ちゃんとそこに向かってスイッチが入って、全力でがんばるんです」と回答。北村は主演の4人と三木監督が全員B型であることを伝え「マイペースな血液型なので、そのマイペースさがカチっとはまると勢いが増す感じがありましたね。変に気を使わないというか」と浜辺の言葉に続いた。

主人公4人の青春が描かれる作品にちなみ、「皆さんの理想のデートは?」という質問が投げかけられた際には、キャストの4人がそれぞれに個性あふれる回答を披露した。浜辺が「花火大会とか、地元だと知り合いがいるじゃないですか。なので、浴衣着て2人でお面を付けるんです。それで知り合いにバレないように歩くとか……少女マンガちっくですか?」とテンション高めに答えると、北村は「年々妄想の力が強まってる気がする……」と笑いながらひと言。その北村は「夏って、カブトムシを取りに行った思い出しかなくて。おじいちゃんに朝4時に起こされて出かけて、おじいちゃんが木を蹴ると虫がボトボト落ちて、僕が拾うんです。それを一緒に楽しめる子と、カブトムシ取りに行きたいです(笑)。それで笑えたらよくないですか?」と自身の考えを明かし、女性陣を困惑させる。福本は「キャンプをしたことがないので、キャンプしてみたいです」と憧れを語り、赤楚は「今叶わないからこそ、文化祭を周りたいです。制服を着られない寂しさを感じているので、全国の学生の皆さん、今がチャンスですよ」と呼びかけていた。

この映画が学生たちの夏の思い出になってほしいというキャスト、スタッフの願いから、舞台挨拶にはキャスト4人の夏の思い出写真が公開されるコーナーも設けられた。ここで北村が披露したのは、DISH//の同級生メンバーである矢部昌暉と2人で花火をしている姿を写した1枚。これについて、北村は「隣りにいるのはバンドメンバーの矢部昌暉なんですけど、当時彼しか友達がいなかったんです。花火に行ったり筍狩りに行ったり、家族ぐるみで遊んでました。この写真は『高校生最後の夏を楽しもうぜ』って、海に行ったときですね」と説明。「3年間、彼との思い出しかないです。寂しい話ですけど(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。

そして終盤には、全国の学生から寄せられた思い出の写真や動画を三木監督が編集した特別映像が初公開された。Official髭男dismが歌う主題歌「115万キロのフィルム」に乗せてこの映像が上映されると浜辺の目には涙が浮かび、彼女は「私、中学生の頃の写真が全然なくて。楽しんでおけばよかったなと思って。いい動画でした」と目頭を押さえた。最後に北村は「今の三木さんの映像の中に描かれていたような青春は、現状味わいづらいですよね。特に高校3年生、中学3年生、小学6年生の皆さんは後悔しないような夏をこの映画で感じてほしいです。僕自身もこの映画で『もっと学生時代楽しんでおけばよかったな』と思いましたし、学生の皆さんには今を大事にしてほしい。そして、もう少し大人の皆さんにとっては懐かしい気持ちになれる作品だと思います。この夏、みんなの心に留まる映画になればいいなと願っています」と挨拶を見守る全国の観客に呼びかけ、舞台挨拶を結んだ。

(c) 2020「思い、思われ、ふり、ふられ」製作委員会 (c) 咲坂伊緒 / 集英社

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