ハロー!プロジェクトメンバーおよびハロプロOGが主演するドラマ「ほぼ日の怪談。」の完成発表会見が昨日8月20日に東京・F studio SHIBUYAで行われ、アンジュルムの笠原桃奈と伊勢鈴蘭、元カントリー・ガールズの小関舞、染谷俊之、都丸紗也華が出席した。
「ほぼ日の怪談。」は糸井重里主宰のWebサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の連載企画をオムニバスドラマ化した作品。清水佐紀主演の「せまいシングルルーム」「持たされた人形」、須藤茉麻主演の「見てはいけない者」「思い出した回答」、中島早貴主演の「知らない友人」「じりりりりりりり」、橋本愛奈主演の「ピンクの小さなノート」、笠原主演の「高笑いする女」、伊勢主演の「残された想い」、小関主演の「本の匂いを嗅ぐ」、西田汐里(BEYOOOOONDS、CHICA#TETSU)主演の「あの人はどこにいるの?」、高瀬くるみ(BEYOOOOONDS、雨ノ森 川海)主演の「雨の中の友達」という全12話で構成される。
今作がドラマ初主演作となる笠原と伊勢。今回主演に指名されたことが意外だったという笠原は、「自分自身に演技というイメージがなかったので、挑戦になるなと思いました。ホラーという独特なジャンルの演技は緊張しましたが、演技って楽しいということに初めて気付きました」と語った。また2018年にアンジュルムに加入し、これまで舞台などでの演技経験がまったくなかったという伊勢は、「初めての演技のお仕事がホラーというのは難しいんじゃないかなと不安でしたが、小さい頃からミュージカルが大好きだったので、観てきたものを生かしつつがんばろうと思って。オファーをいただいたときはうれしかったです」とほほえんだ。
「本の匂いを嗅ぐ」で主役を務めた小関は、撮影時のエピソードを披露。「謎の男から逃げるシーンでドアをガンガン叩きまくったんです。そうしたら、次の日手首が真っ青になっていて。すぐに治ったんですけど、がんばった証だなと思いましたね」と笑顔を見せた。また都丸は「あの人はどこにいるの?」で共演した西田について「えくぼがあってずっと『かわいい!かわいい!』と思ってました。演技は初めてと言ってたんですけど、すごく堂々としていて、見習わなきゃなと思いました」と語った。
会見後半で伊勢は、主演作の「残された想い」についてコメント。「この話の主人公は17歳。私も今年17歳になるので、年相応の演技ができたんじゃないかと思います。ホラーの部分だけではなく、青春を感じられるような場面もあるので、ぜひ楽しんでもらえたら」と述べた。そして最後に笠原は、主演した「高笑いする女」について「演出や音を含めて王道ホラー。私はホラーが本当に観られないほどビビりな人だったんですが、いいゾクゾク感がありつつも目を薄く開けて観られたので(笑)、幅広い方に楽しんでいただける作品だと思います」と改めて紹介し、会見を締めくくった。
ドラマ「ほぼ日の怪談。」はひかりTVおよびdTVチャンネルにて8月23日(日)19:00に配信がスタート。またテレビ神奈川では8月26日(水)に放送がスタートする。
テレビ神奈川「ほぼ日の怪談。」
2020年8月26日(水)23:00~