10月6日(火)からTOKYO MXほかにて放送されるテレビアニメ「池袋ウエストゲートパーク」のオープニングテーマをTHE PINBALLS、エンディングテーマをINNOSENT in FORMALが担当する。
「池袋ウエストゲートパーク」は石田衣良原作の人気小説シリーズで、過去には映画化およびドラマ化もされた。本作にTHE PINBALLSは「ニードルノット」、INNOSENT in FORMALは「after song」を提供。アニメのプロモーションビデオ第2弾には「ニードルノット」、Web向け番組宣伝CMには「after song」がそれぞれ使用されている。
さらにアニメのプロモーションビデオ第1弾に使用されている楽曲が、INNOSENT in FORMALの新曲「No.1」であることが明かされた。同楽曲は本日9月4日に配信が開始されたほか、YouTubeではミュージックビデオも公開されている。
古川貴之(Vo / THE PINBALLS)コメント
ドラマ池袋ウエストゲートパークが放映されていた時、俺は高校生でした。
仲間達がこの作品に熱狂していた事を思い出します。
みんな悪そうなもの、華やかなもの、カッコいいものをとにかく探していた。
みんな背伸びしたり、めちゃくちゃをやったりしていた。
それはまさに20世紀が終わろうとしている時でした。誰もが、よくわからない強いエネルギーに突き動かされていたような気がします。
ニードルノットは、そんな、よくわからないエネルギーのイメージを言語化した造語です。
俺にもニードルノットが一体なんなのか、実はよくわからない。
けれど針の結び目をたどってゆけば、ガレキの塔に辿り着ける。
衝動的なエネルギーと本能で作った歌です。
今この時代に新しく生まれ変わろうとしているIWGPの世界と関われた事を光栄に思います。
ぽおるすみす(Vo / INNOSENT in FORMAL)コメント
2013年7月某日 終電後、馴染みの友人達とお決まりのバスロータリーで酒を呑みながら管を巻いていた。そんな平坦な生活を送っていたある日、突如として俺たちのバスロータリーで外国人同士の喧嘩が始まった。仲裁に入った友人が殴られて、ちょっとした騒動になった。その帰り道に、殴られて顔を腫らした友人が「なんか、IWGPっぽかったな…。」と、呟いたのを今回のタイアップが決まった時に思い出した。
2020年8月某日 アニメとしてアップデートされたIWGPのために書いた曲をあの頃の友人に聴かせると「なんか、IWGPっぽいな…。」と、あの日の帰り道と同じように嬉しそうな表情で呟いていた。
老若男女全人類とまでは、言わないがIWGPを愛する人たちの好きな曲になってくれたら、これ幸い。