坂本冬美が新作CD「ブッダのように私は死んだ」を11月11日にリリース。この表題曲を桑田佳祐が提供している。
中学時代にサザンオールスターズの楽曲を聴き、「いつか桑田さんに楽曲を手掛けて頂きたい」と願っていた坂本。2018年の「NHK紅白歌合戦」でサザンオールスターズと初共演し、2019年初春には楽曲制作を依頼する手紙を桑田に渡した。当時桑田はNetflixなどでサスペンスドラマやミステリー映画を観ることに傾倒しており、坂本からの手紙の内容と自身が熱中していた映像の雰囲気がシンクロしたことから、2組のタッグが実現することとなり、2019年秋に詞曲が完成した。
桑田が他アーティストに楽曲提供を行うのは、1997年にリリースされた早川義夫「アメンボの唄」以来約23年ぶり。桑田が坂本を主人公に見立てて制作した「ブッダのように私は死んだ」は、悲しくも美しい愛に生き、愛に死にゆく小説のような1曲となった。本作はBlu-rayが付属する初回盤、CDのみの通常盤、カセットテープ、限定生産のアナログ7inchの4種が用意され、Blu-rayには表題曲のミュージックビデオの完全版および歌唱版が収められる。発売に先駆けて10月3日(土)23:00よりTOKYO FM系JFN38局全国ネットで放送される桑田のレギュラー番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」では、「ブッダのように私は死んだ」がオンエアされる。
坂本冬美 コメント
演歌しか知らなかった私が、サザンオールスターズの桑田佳祐さんに出逢ったのは中学生の頃でした。デビュー当時から「いつか桑田さんに楽曲を手掛けて頂きたい」そんな夢を持っておりましたが、叶わぬ夢と諦めておりました。ところがこの度、長年の夢が現実となったのです。正直今でも夢心地でおりますが、これ以上の幸せはないと、これまでの歌手生活34年は桑田さんに出逢うために、「ブッダのように私は死んだ」に出逢うために歌って来たのだと確信しております。
桑田さんの書かれた歌詞の世界観を、おこがましいのは承知の上で、小説の、物語の主人公になったような感覚で歌わせていただきました。
桑田佳祐さんから頂いた作品をヒットさせなければ罰が当たります!
坂本冬美は命がけで歌わせて頂きます!
桑田佳祐さん、素晴らしい歌を心より感謝申し上げます。
桑田佳祐 コメント
まずは私にこのような機会を頂きましたこと、大変身に余る光栄です。
本当にありがとうございます!!
そしてまた、私の書いた歌を歌っていただきまして、重ねて感謝申し上げます!!
冬美さんの素晴らしい歌声で、私の楽曲にポップでソウルフルな命を吹き込んでいただきました。
進み続ける地球温暖化、そして広がり続ける格差社会。
それでもなお、拡張を止められない産業経済。
密集と過疎化が進み、日本の人口も減少の一途。
イビツでグロテスクな都市型生活を嘆き、警鐘を鳴らす「坂本冬美」魂の慟哭!!
皆様、どうぞお聴きいただければ幸いです。
TOKYO FM系JFN38局全国ネット「桑田佳祐のやさしい夜遊び」
2020年10月3日(土)23:00~23:55
坂本冬美「ブッダのように私は死んだ」収録内容
初回盤
CD
・ブッダのように私は死んだ
・ブッダのように私は死んだ(Original Karaoke)
・ブッダのように私は死んだ(Instrumental)
Blu-ray
・ブッダのように私は死んだ Music Video 完全版
・ブッダのように私は死んだ Music Video 歌唱版
通常盤
CD
・ブッダのように私は死んだ
・ブッダのように私は死んだ(Original Karaoke)
・ブッダのように私は死んだ
カセット
SIDE A
・ブッダのように私は死んだ
・ブッダのように私は死んだ(Original Karaoke)
SIDE B
・ブッダのように私は死んだ(Instrumental)
アナログ7インチ盤
SIDE A
・ブッダのように私は死んだ
SIDE B
・ブッダのように私は死んだ