Keishi Tanakaが12月23日に新作ミニアルバム「AVENUE」をCDと配信でリリースする。
ミニアルバムには、サンプリングにより制作された新曲「Where You Know」や、Kan Sanoとの共作「The Smoke Is You」、バンドセットで再レコーディングされた「One Love」「Fallin' Down」、oysmの楽曲「HA」からインスピレーションを受けた「揺れる葉 feat. oysm」の5曲を収録。またKeishi Tanakaのオフィシャルウェブショップおよびライブ会場では、「AVENUE」の背景を知ることができるアイテム「A SONG FOR YOU」が12月23日から販売される。
また同じく12月23日には、東京・WWW Xでミニアルバムの発売を記念したワンマンライブが開催される。Keishi Tanakaはこの日、小宮山純平(Dr)、田口恵人(B / LUCKY TAPES)、四本晶(G / oysm)、別所和洋(Piano / Gentle Forest Jazz Band)、CrossYou(Tenor Sax / RIDDIMATES)、Chan Keng(Tp / videobrother、The SKAMOTTS) / Achico(Cho / Ropes)を迎えたバンドセットでのパフォーマンスを披露する。チケットぴあでは、11月6日23:59までチケットの先行予約受付を実施中。
Keishi Tanaka「AVENUE」収録曲
01. Where You Know
02. One Love(AVENUE Version)
03. The Smoke Is You
04. Fallin' Down
05. 揺れる葉 feat. oysm
Keishi Tanaka presents [AVENUE RELEASE PARTY]
2020年12月23日(水)東京都 WWW X
<出演者>
Keishi Tanaka
サポートメンバー
小宮山純平(Dr) / 田口恵人(B / LUCKY TAPES) / 四本晶(G / oysm) / 別所和洋(Piano / Gentle Forest Jazz Band) / CrossYou(Tenor Sax / RIDDIMATES) / Chan Keng(Trumpet / videobrother、The SKAMOTTS) / Achico(Cho / Ropes)
Keishi Tanaka コメント
この1年の間に作った曲たちをまとめて、ひとつの作品にしようと決めた。いつになく生々しい今の歌たち。最後に作品の1曲目を作ろうと思い、夏の終わりに「Where You Know」を書いた。ライブができない、ツアーが組めないなかでの制作。いつものモチベーションを奪われたなかでの制作。こんなときだからこそ、新しいことに挑戦しようと思った。いつかやってみたかったこと。サンプリングで音楽を完成させることにした。新しい遊びのような作業は、純粋なワクワクをくれた。
そして、近づいていく。
今年は多くの人が我慢したであろうその感覚。言えなかった言葉。ゼロから一方通行になり、少しずつ両側通行に向かっている途中。今もなお不完全ではあるけれど、少しずつでも進んでいる実感。それを歌うことで希望につなげるイメージ。頭に浮かんだのは、“Come close to me”と“Come close to you”というフレーズ。歌詞のテーマが比較的すぐに決まったのは、“会う”ことが絶たれた事実が大きなショックとして残った証拠だろう。僕らは孤独だけど、独りでは生きられない。
歌詞を書きながら、自分が近づこうとしている場所はどこだろうと考えていた。今の世の中から抜け出した先に何を見ているのか。どんな場所に立っているのか。答えは自分のなかにあった。ちょうど1年前に自分の居場所について歌っている。少しずつ近づいている「Where You Know(君の知る場所)」は「One Love」の世界。それこそがこの作品で僕が言いたかったこと。タイトルは「AVENUE」。