TBS系火曜ドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」のリモート会見が本日1月7日に行われ、上白石萌音、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、菜々緒、間宮祥太朗、久保田紗友、亜生(ミキ)、ユースケ・サンタマリアが登壇した。
1月12日(火)にスタートする「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」はファッション雑誌「MIYAVI」の編集部を舞台に、上白石演じる「仕事も恋愛もほどほどに。人並みで普通の幸せを手にしたい」という安定志向の主人公・鈴木奈未が恋と仕事に懸命に立ち向かっていくさまを描く作品。屈託のない笑顔で奈未を振り回す“子犬系イケメン御曹司”のカメラマン・潤之介を玉森、ドSな鬼上司の編集長・宝来麗子を菜々緒、クールでドライな先輩編集者・中沢涼太を間宮、出版社の副社長・宇賀神慎一をユースケ、潤之介の専属カメラアシスタント・尾芦一太を亜生、編集アシスタントで奈未のよきライバル・和泉遥を久保田がそれぞれ演じる。
玉森はカメラマンを演じるにあたって勉強中とのことで、「実際は写真を撮ってもらうことのほうが多いんですけど、撮影のときにカメラマンさんの動きや声がけの仕方を注目して見るようになりました。カメラマンさんによってそのやり方も全然違うので、僕もカメラマンとして被写体やシチュエーションによって声がけを模索しながらやらせてもらっています」と語る。白石が「練習してましたよね、道路で」と玉森が撮影の空き時間に自身のカメラで練習していたことを明かすも、彼が撮るのは風景ばかりで、まだ出演者のオフショットを撮ったことはないという。すかさず亜生が「撮られてないな、おかしいな。こんなにいい被写体がいるのに」と自身を指すと、玉森は「ごめんなさい。アクリルで聞こえないです」とバッサリ。それでも玉森との撮影シーンが多い亜生は「びっくりするくらい(玉森と)マブダチなんですよ。『玉ちゃん』って呼んでる仲なので。前世で会ってたんじゃないかなっていうくらい。こんな人に会ったのは初めてです。仲いいよな、玉ちゃん?」と玉森との仲良しっぷりをアピールするが、玉森も「僕は人見知りが激しいんですけど、グイグイきてくれてるとしゃべりやすいですね。でも、前世で会ったなという感覚はないです」とマイペースに語る。その後も亜生の「無言でも耐えられるくらい熟年夫婦なんですよね」というアピールに、玉森は「いや、違うと思います」と塩対応を続けるが、双方うれしそうな笑顔を浮かべていて仲のいい雰囲気が漂っていた。
会見後半では「ボス恋」という番組の略称にちなんで、出演者が「今年こそ来い」と思ってることをフリップで発表した。上白石は「春」と書き、「やっぱり今大変で、この世の中が早く明るくなってほしいなと思うのと、ドラマがちゃんと春を迎えられますように」と真摯にコメント。そしてその場で思い付いたこととして「生歌」を挙げ、「本作の主題歌がKis-My-Ft2さんの『Luv Bias』で、それを歌っている人が現場にいらっしゃるんですよ。すごくいい曲で、私はこの曲が大好きで。生歌を聴かせてほしいと現場で頼んでるんですけど、全然歌ってくれない」と玉森に顔を向けるも、玉森は「どこかで現場にキスマイに来てもらって、全員で上白石さんの前で歌わせていただきたいと思います。いつか」とはぐらかす。その様子を見ていたユースケは画面越しに「観てるか? 待ってるぞ。急いで来てくれ。千賀くん!」とKis-My-Ft2のメンバーに呼びかけ、「その模様は必ず(視聴者の)皆さんにリモートでお見せしますんで。そうなったら俺も歌いますよ。千賀くんのところを」と勝手に約束をして玉森を戸惑わせた。
玉森は「今年こそ来い」と思っていることについて「運命の人」と回答し、「ドラマのほうでも“運命的な出会い”が大事になってくるので、僕にもいつかそういう人がこいという意味で。ちょっとざわざわさせちゃうおうかなって」といたずらっぽい笑みを浮かべた。一方、亜生はフリップに「玉森!!」と書き、「LINEを交換して連絡を取り合って、家も知ってます。でも『家に行かせてほしい』って言ったら、そこから既読スルーなんですよ。“来い”というか、亜生が家に“行く”という意味です」とめげずに玉森に求愛。上白石から「『しつこくLINEくるんですか?』って玉森さんに聞いたらすごい複雑そうな顔して『うん』って」というタレコミがあると、亜生は「釣りっていう共通の趣味もあるんですよ。でも現地集合、現地解散みたいな。僕は玉ちゃんの家に1回集合するか、迎えに来てもらって一緒に行きたいのに都合のいい女みたいに遊ばれて。もっと一緒にいたいのに」とうなだれ、玉森は「僕、人を家に入れるのがすごい嫌なので、もうそろそろブロックしようかなと。時間の問題かな」と冗談っぽく笑った。
1話の撮影について、上白石は「玉森さんはすごく体を張っていて。2人が出会う橋の上のシーンは床が雨上がりで濡れていて滑りやすくて、あのシーンだけで10回くらいこけてしまっていたんです。海では叫びながら砂浜を何度もダッシュして喉をやられたりしていて、イケメンって大変だなと思いました」と玉森の奮闘っぷりを語り、玉森も「海の景色が一番きれいな時間ってすごく短かったので、現場はバタバタしていて時間との戦いでした」と振り返った。最後には上白石が「私、このチームが大好きなんです。現場にいるだけで元気になります。この優しさやほっこりした感じが画面越しに伝わるといいなと思います。いろんなことが簡単じゃなくなってしまった時代に1回頭を空っぽにして何も考えずに楽しんでもらえるような1時間を、毎週火曜日にお届けできるようにがんばります」と意気込み、会見を締めくくった。