凛として時雨の新曲「Perfake Perfect」のミュージックビデオが、本日1月19日24:00にYouTubeでプレミア公開される。
「Perfake Perfect」は明日20日にリリースされるニューシングルで、「舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice 2」の主題歌。MVの総監督は舞台の総合演出を手がける本広克行が、監督は山口淳太が務めた。今回のMVでは全編にわたって舞台のセットとプロジェクションマッピングが用いられており、時雨のメンバーもホログラムで登場するなど、舞台の内容を彷彿とさせる演出が施されている。
TK(Vo, G)はこのMVのコンセプトを「アニメで描かれていた世界は『舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice 2』で現実の舞台として表現され、それを更に音楽と融合させてミュージックビデオを作ると言う試みでした」と解説。「おもちゃ箱の様な本広監督の脳内を山口監督が具現化するすべての時間がクリエイティブでワクワクしました」と制作過程を振り返っている。
TK(凛として時雨)コメント
アニメで描かれていた世界は「舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice 2」で現実の舞台として表現され、それを更に音楽と融合させてミュージックビデオを作ると言う試みでした。実現予定だったことが日に日に少なくなっていく中で何かを断たれた時に何を生み出せるか、という思考が覚醒する瞬間をお二人は楽しんでいる様にも見えました。おもちゃ箱の様な本広監督の脳内を山口監督が具現化するすべての時間がクリエイティブでワクワクしました。
人生初のカメラを使ったオンラインミーティングをしたのですが、僕の色相が濁っているからなのか、最後まで僕の画面だけが真っ暗でした。完璧な偽物は僕なのかもしれません。
本広克行 コメント
凛として時雨と「PSYCHO-PASS サイコパス」の世界観はとても相性が良く
MVの依頼があって一瞬でイメージしたのが、
劇中使用した誰もいないセットでメンバーが演奏していて、
そこには居るようで存在しない虚像をホログラムとして登場する映像でした。
撮影の時に上演中だった舞台【Virtue and Vice 2】セットと
楽曲【Perfake Perfect】の両方が抜群のタイミングで合わさった
MVになっています。
山口淳太 コメント
映像作品において “音”は、すごく大事な要素です。
その音が、素晴らしい“音楽”になったとき、“画”を見劣りしないものに
仕上げるのは非常に難しく、MVの奥深さだと思います。
【Perfake Perfect】のMVは、CGを最小限にして、
舞台セットとマッピングを実際に撮影し、演奏シーンと合わせることで、
実像と虚像の境がわからなくなる作品を目指しました。
見終わったとき、貴方の色相は濁ってしまうかもしれません。