Sasanomalyの新曲「空と虚」が、今夏放送開始予定のテレビアニメ「ヴァニタスの手記」のオープニングテーマに決定した。
「ヴァニタスの手記」は月刊漫画雑誌「ガンガンJOKER」にて連載中の望月淳によるマンガを原作に、板村智幸監督がアニメ化した作品。19世紀のフランスを舞台に、吸血鬼に呪いを振り撒くという魔道書「ヴァニタスの書」を探す吸血鬼の青年・ノエと、その書を持った人間・ヴァニタスを巡る物語が描かれる。ヴァニタスの声は花江夏樹、ノエの声は石川界人が演じる。
本作の登場人物を「全員すき」だというSasanomalyは、オープニング曲について「読んで感じたもの、登場人物達が見ているであろう世界を歌詞に落とし込んでみました。綺麗で儚い世界を表現できていたら幸いです」とコメントしている。
Sasanomaly コメント
アニメ化おめでとうございます! 今回ヴァニタスの手記のOP曲に選んで頂き、ありがとうございます! 本当に本当に嬉しいです。うーん好き。登場人物がもう全員すき。大変に魅力的です。ヴァニタスとノエの距離感だったり、各人物の関係性がとても好きです。オープニングテーマ曲として書かせて頂いた「空と虚」は、タイトルはラテン語の“ヴァニタス”の訳より。つまるところ空虚ですが、「そらとうつろ」と読むタイトルにしました。現世の虚しさ、儚さを諭すものとしての絵画のジャンルの名前としての意味もあります。そんな感情をヴァニタスの手記でも感じていたので、読んで感じたもの、登場人物達が見ているであろう世界を歌詞に落とし込んでみました。綺麗で儚い世界を表現できていたら幸いです。
アニメ楽しみです!!!!
望月淳 コメント
皆様の応援のお陰でこの度「ヴァニタスの手記」のアニメ化が決定いたしました。素晴らし過ぎるスタッフの方々に恵まれ原作者としてのプレッシャーもビリビリ感じておりますが、板村監督の指揮によって描かれる「アニメ・ヴァニタスの手記の世界」を一視聴者としてとても楽しみにしております!
板村智幸監督 コメント
パリでイメージするものといえば…歴史であればフランス革命やナポレオンやパリ万博、名所であればエッフェル塔や凱旋門やノートルダム大聖堂、 芸術であれば印象派やアール・ヌーヴォーやゴッホ、他には華麗なファッションやバゲットやフランス料理などでしょうか。俺様なヴァニと天然ボケのノエが繰り広げるストーリー。まるでホームズとワトソンのような不即不離の関係。二人とも明るく振る舞ってはいますが、過去に何か抱えていそうです。彼らの心の機微を捉えることに日々奮闘中です…。キーワードは19世紀パリ、吸血鬼、スチームパンク。パリを豪華絢爛に、ちょっとゴシックホラーやダークファンタジーの雰囲気も。閉塞感のあるこの時期だからこそ、パリでの二人の冒険を味わって頂きたいです。