鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)とやまだひさしによる配信イベント「ヒトカラフェス with 鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)」が、本日3月28日に開催された。
このイベントは鬼龍院とやまだが「コロナ禍で苦境に立たされたカラオケ業界を応援したい」という思いから企画したもので、鬼龍院やゲストの団長(NoGoD)、SHIN(SEESAW)が別々の部屋で“ヒトカラ”を歌うという内容。イベントの模様はカラオケメーカー・JOYSOUNDの映像コンテンツ配信サービス「みるハコ」を通じて対象機種「JOYSOUND MAX GO」導入の全国のカラオケ店舗にライブビューイング中継されたほか、YouTubeでも無料配信され、思い思いの選曲を披露する出演者たちの様子が視聴者たちを楽しませた。
イベントの終了後、報道陣の取材に応えた鬼龍院は「やってよかったと思います。感想を見るとみんな『楽しかった』って言ってくれてて、大成功だったなと」と安堵の表情を浮かべた。また、今回の企画の意図をやまだは「どうにかみんなとの距離を縮められないかという試み」、鬼龍院は「アーティストの方に、配信プラットフォームの1つにカラオケボックスがあると認識してほしい」と、それぞれ語っていた。
一方、やまだからコロナ禍での“おうち時間”で新しく始めたことを尋ねられた鬼龍院は「大根おろしにハマってますね。時間が溶けていきます」と明かす。「地味……(笑)」と苦笑いするやまだの隣で鬼龍院は「一流芸能人なんで(笑)、通販で2800円ぐらいのいいやつを買いました。滑らないから片手でおろせるんですよ」と熱弁を繰り広げた。
また鬼龍院はこれまでのカラオケ店での楽しみ方を「歌をやっている人は練習やウォーミングアップでよく使うんです。お客さんの中でプロの人って多いんじゃないですかね」と振り返り、「ゴールデンボンバーの活動の中で、イベントの前にカラオケボックスで化粧してたりもしました」と意外な利用法も明かした。さらに今回ゲストとして出演したSHINと団長とは過去にも一緒にカラオケに行ったことがあると語り、「SHINくんは年下だから謙虚に歌ってくれるんだけど、団長は……グイグイ来ますから(笑)。ボーカリストも人それぞれですね」とそれぞれの個性を楽しげに話した。
お気に入りの卒業ソングを尋ねられると、鬼龍院は「GLAYさんの『卒業まで、あと少し』ですね。せつねえんですよ、描写が細かくて。あとは森山直太朗さんの『さくら(独唱)』はジャスト世代です」と語る。最後は「カラオケは僕にとっては収入に直結しますけど(笑)、カラオケで歌ってもらうことは自分の曲が誰かの人生の1ページになることなので、お金の面以外でもうれしいんです。みんなにも『カラオケって楽しいものなんだ』と思い出してほしいですね」と、カラオケ文化を改めて全国のファンにアピールした。
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