Homecomingsが5月12日にリリースするメジャーデビューアルバム「Moving Days」にサイトウ“JxJx”ジュン(YOUR SONG IS GOOD)、加藤修平(NOT WONK)、古川麦、池田若菜が参加していることがわかった。
サイトウは収録曲「Moving Day Pt. 2」のプロデュース、加藤は先行配信中の「Herge」でギターの演奏とギターアレンジを担当。古川はトランペット、池田はフルートの演奏で「Good Word For The Weekend」に参加している。参加アーティストの発表と合わせて、サイトウとHomecomingsのコメントも公開された。
サイトウ“JxJx”ジュン(YOUR SONG IS GOOD)コメント
Homecomingsの記念すべき作品に携わることができて、光栄です。制作期間、レコーディングは終始楽しい幸せな時間でした。「Moving Day Pt. 2」はもうすでに良い感じだったバンドデモ音源から、鍵盤アレンジ、コード進行の修正、楽曲の再構成などを経て、でも、なんといってもみんなが生み出したこの歌詞とメロディーがとっても良いんだから、シンプルでタイムレスな歌モノにしよう!とそんな感じだったと思います。「ソウルミュージック」と「インディロック」の拮抗、幻のアコギアレンジ、LINEトーク上で深夜まで続くYouTubeのBack to Back、なんかも良き思い出。素晴らしい歌唱と演奏だったメンバーのみんな、誘ってくれてありがとう。また最後までお付き合いいただいたスタッフの皆さんにも感謝です。結果、心にフワッと風が吹く、とても素敵な曲が誕生してます。皆さん是非きいてみてください。それにしても、Homecomings、ずっと言い忘れてたけどバンド名かっこいいね! 近い将来、是非またこの続きを。
サイトウジュン(YOUR SONG IS GOOD)
Homecomings コメント
中学生の頃、スペシャで観た一瞬のライブ映像に胸をつかまれてから15年以上、アルバムごとに変わっていくそのスタイルに振り落とされないように、読める限りのインタビューをチェックしてはそこで名前が出てきたCDをTSUTAYAのレンタルコーナーで探して試聴したり、家のリビングにあった大きなパソコンを叩いて、知らなかった文化について調べたり、大学生になってからは実際にライブやクラブに足を運んだりしてきました。そうやって知った音楽や映画、カルチャーは本当に数え切れませんし、今でも大切な宝物のようでもあります。音楽だけでなく、様々なカルチャーを横断して、愛して、そして紹介する、というジュンさんのスタイルそのものに相当影響を受けています。YOUR SONG IS GOOD、Fruity、School Jackets、そしてカクバリズム。ジュンさんが関わっているすべてのものに影響を受けてきたといっても全然過言ではないように思います。
いつか、自分たちの曲でオルガンを弾いてほしいなぁと、ぼんやりと夢をみていたことが少しずつ少しずつ現実に近づいていき、いつの間にか、Homecomingsもカクバリズムの一員となり、なんと一曲まるごとプロデュースしていただけることになりました。一緒に音楽を作っていくなかで大好きなYSIGの曲ができていくまでの工程の一部を体験できたような気がして、長年のファンとしてこんなに素敵な出来事はそうそうないんじゃないかなと思います。もともとつけていた「Moving Day Pt. 2」というタイトルがYSIGの隠れた名曲「Short Cake Pt4」とリンクしていたのもうれしかったです。
また、今までライブでご一緒してきたストリングス隊のふくよかな音、古川さんのホーンと池田さんのフルートの瑞々しい音はアルバムをより広がりのあるものにしてくれました。加藤くんのギタープレイ等、メンバー以外の方に音を委ねて制作することはとても新鮮で、自分たちの音楽を客観的に見つめる良い機会になったと思います。私たちらしさの中に、新しい風を感じていただければ嬉しいです。
※記事初出時、コメントの一部に脱字がありました。お詫びして訂正いたします。