松村北斗(SixTONES)が11月3日に公開される映画「劇場版『きのう何食べた?』」に出演することが決定した。
よしながふみによる同名マンガを、西島秀俊と内野聖陽のダブル主演で2019年4月クールにテレビ東京系でドラマ化し、話題を呼んだ「きのう何食べた?」。劇場版ではドラマ版と同じく、料理上手で几帳面、倹約家の弁護士・筧史朗(通称:シロさん)を西島が、その恋人で人当たりのいい美容師・矢吹賢二(通称:ケンジ)を内野がそれぞれ演じ、山本耕史、磯村勇斗らそのほかキャストも出演する。
松村が演じるのは、ケンジと同じ美容室に勤めるイケメン美容師でシロさんとケンジの仲を揺るがす田渕剛。誰に対しても思ったことをズケズケと言ってしまうが、持ち前のコミュニケーション能力の高さで、なぜか嫌われないというキャラクターだ。松村は自身の役柄について「原作ですでに知ってくださっている方には、僕の性格を汲むと到底結びつくような役柄ではないと思いつつ、実は、僕自身、自分の芝居に対する考え方や壁も含めて、大事なものが詰まっているのが田渕をやらせていただいた期間です」とコメント。内野との共演についてとても刺激的だったと語り、「僕自身『お芝居を頑張りたい、上手くなりたい』という思いが、逆に自分をがんじがらめにしてしまっていて、家で台本をすごく読み込んで練習して、自分の中で正解を作りすぎて動けなくなっているということを、内野さんに、的確に見抜かれて……。その後控室でその考えをなくすようなトレーニングを一緒にやって頂いて、そこから台本の読み方だったり、家でやる役作りが変わりました」と撮影を振り返っている。
松村北斗(SixTONES) コメント
元々ドラマを見ていたので「どこに入る隙があるんだ!?」というのが第一印象でした。ドラマの時にメインのキャラクターは出揃っていて、チーム感もすごく感じていたので、正直戸惑いもあり、緊張が走ったのを覚えています。
田渕のような人って、いそうだけど実はいない人だなと思っていて、田渕のようになりたい人、知り合いたいと思う人がたくさんいるような、とても魅力的なキャラクターだと感じました。
原作ですでに知ってくださっている方には、僕の性格を汲むと到底結びつくような役柄ではないと思いつつ、実は、僕自身、自分の芝居に対する考え方や壁も含めて、大事なものが詰まっているのが田渕をやらせていただいた期間です。
内野聖陽さんとの共演もとても刺激的でした。
僕自身「お芝居を頑張りたい、上手くなりたい」という思いが、逆に自分をがんじがらめにしてしまっていて、家で台本をすごく読み込んで練習して、自分の中で正解を作りすぎて動けなくなっているということを、内野さんに、的確に見抜かれて……。その後控室でその考えをなくすようなトレーニングを一緒にやって頂いて、そこから台本の読み方だったり、家でやる役作りが変わりました。この出会いは、この先僕がお芝居を続けるにおいて、すごく大切な出会いだったと感じています。
田渕という役をやれた期間は、自分にとってものすごく大事なので、1ミリでも、僕が田渕をやったということがこの作品に良く作用するといいなと願うばかりです。
瀬戸麻理子プロデューサー コメント
田渕くんという原作の人気キャラクターは、絶対に「ここぞ!」という場面で登場させたい、と連ドラのときからよしなが先生や脚本の安達さんにも相談していました。
松村北斗さんはここ数年で一番気になっていた若手の役者さんで、その透明感と唯一無二の存在感が田渕くんにぴったりだと思い、オファーしました。
“ゴシップ好きで誰に対しても思ったことを素直に言ってしまうけれど、何故か嫌われない”という難しい役柄なのですが、松村さんはしっかり期待に応えてくれました。
現場では内野さんと待ち時間も熱心に演技について語り合っていたのが印象的でした。
そんな松村さん演じる田渕くんのお披露目の瞬間がいよいよやってきました!
「何食べ」ファミリーの秘密兵器にご期待ください!
(c)2021劇場版「きのう何食べた?」製作委員会