優里の楽曲「かくれんぼ」と「ドライフラワー」にインスパイアされた全3話のドラマ「ドライフラワー -七月の部屋-」が8月にHuluで配信される。
「かくれんぼ」は男性目線、「ドライフラワー」は女性目線の歌詞の曲。この2曲の歌詞は対になる内容で、男女のすれ違いやそれぞれの思いが表現されている。「ドライフラワー -七月の部屋-」は大学時代に付き合い始めた薫とゆりかが、同棲生活を始めるところから物語がスタート。ドラマの脚本は狗飼恭子が手がけており、監督を堀江貴大、薫役を坂東龍汰、ゆりか役を北香那が務める。エンディングでは、ドラマの舞台で優里が「かくれんぼ」と「ドライフラワー」を歌唱する映像が流れ、第1話のエンディングでは優里の新曲「夏音」も聴くことができる。
優里はドラマについて「僕の大切な曲『かくれんぼ』と『ドライフラワー』からドラマができる事が本当に嬉しいです。出演者の皆さん、監督、スタッフの皆さんとお話した時、すごく曲を聴いてくださっていて大変嬉しく思いました」とコメントしている。
「ドライフラワー -七月の部屋-」は8月13日に第1話、8月20日に第2、3話が配信される。
優里 コメント
僕の大切な曲「かくれんぼ」と「ドライフラワー」からドラマができる事が本当に嬉しいです。
出演者の皆さん、監督、スタッフの皆さんとお話した時、すごく曲を聴いてくださっていて大変嬉しく思いました。
「ドライフラワー -七月の部屋-」は、「かくれんぼ」とそのアフターストーリーである「ドライフラワー」のひとつなぎになっている世界と、この2曲に至る物語がクロスストーリーになっているすごく素敵なドラマなので、皆さんに楽しんでいただけたら嬉しいです!
皆さん、Huluで一緒に観ましょう!
坂東龍汰 コメント
今回このお話をいただき、脚本を読ませていただいた段階では優里さんの
「ドライフラワー」と「かくれんぼ」が主題歌だとは知りませんでしたが、前から優里さんの曲は全て聴いていたので直ぐに気付きました。
男女のすれ違いが繊細に描かれていて、自分自身共感する部分が多々あり演じるのがとても楽しみでした。
撮影中は毎日「ドライフラワー」と「かくれんぼ」を聞いて歌っていました(笑)。
監督や、ゆりか役の北香那さんと沢山話し合いながら丁寧に作り上げた作品なので是非見て頂けると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
北香那 コメント
自分なりに相手を思う気持ちや同情が、時には相手を苦しめているのかもしれない。
そんなことを考えながら、脚本を読み進めておりました。
お互いを想いあったとき、気持ちや行動のすれ違いを感じてしまうことってどうしてもあります。
日常に生まれてしまうそんな些細なすれ違いを、リアルな質感で、繊細かつ大胆に表現できたらという思いで、ゆりかを演じました。
自分の近くに存在する大切なものを、ぎゅっと抱きしめたくなるような、そんな作品です。
是非、最終話まで2人を見届けてもらえたら嬉しいです。
狗飼恭子 コメント
これは、優里さんの楽曲から生まれた物語です。「かくれんぼ」と「ドライフラワー」 の中で描かれた切なくも普遍的な感情を、ある恋人たちの7月に閉じ込めました。
撮影見学に行った時に見た、くすんだ寝室の壁や小さなキッチン、そして主人公を演じる坂東龍汰さんと北香那さんの佇まいは、優里さんの歌の世界からそのまま抜け出たかのようでした。堀江監督の的確な演出で滲む恋のさなかのかすかな揺れに、見ているだけのわたしも心をかき乱されました。
2人がどんなふうに恋に落ち、そして恋を終えるのか。その甘くにがい後悔の夏を、一緒に経験していただけたら嬉しいです。
堀江貴大 コメント
優里さんの楽曲から受け取ったもの。
それは、好き同士なのにどうしようもなく価値観やタイミングがすれ違い別れてしまうことの切なさ、歯痒さ、苦しさといった感情たちでした。
そんな感情が、見る人の中でわきあがってくるようなものを映し撮りたい、という思いでドラマの制作に臨みました。
坂東龍汰さん演じる薫、北香那さん演じるゆりか、ふたりが作品の中で過ごした時間は、かけがえのない二度と撮ることができない瞬間ばかりです。
忘れられない幸せな時間を共に過ごしたからこそ、別れは辛く、でも前を向くこともできる。
別れの切なさだけでなく、人が人を好きになることの尊さや美しさも感じていただけたら嬉しいです。