miletが9月10日公開の映画「鹿の王 ユナと約束の旅」の主題歌を担当する。
「鹿の王 ユナと約束の旅」は上橋菜穂子のベストセラー小説「鹿の王」を原作としたアニメーション映画。謎の病が流行する世界で、必死に生き残ろうとする父娘と病から命を救うために奔走する医師の姿を描く。監督は安藤雅司が務め、声優として堤真一、竹内涼真、杏などが出演する。
miletは原作小説と映画の台本を読み、主題歌「One Reason」を書き下ろし提供。「言葉たちから伝わる静かな森の匂いや温度を生々しく感じながら書き進めました。困難に立ち向かう小さな命たちが繋がり、一度きりの人生の中で大きな愛を生み出します。やはり、人間はあたたかい生き物なのです。そんなメッセージを抱きしめ、深い森を泳ぎ進むように歌わせていただきました」とコメントしている。YouTubeでは「One Reason」が流れる予告を公開中。
milet コメント
映画「鹿の王 ユナと約束の旅」の主題歌を担当させていただくことになりました。
「One Reason」は主題歌のお話しをいただき、小説・台本を読み、言葉たちから伝わる静かな森の匂いや温度を生々しく感じながら書き進めました。困難に立ち向かう小さな命たちが繋がり、一度きりの人生の中で大きな愛を生み出します。やはり、人間はあたたかい生き物なのです。そんなメッセージを抱きしめ、深い森を泳ぎ進むように歌わせていただきました。
ぜひ「鹿の王」の世界と一緒に主題歌「One Reason」も一緒に楽しんでいただけたら幸いです。
安藤雅司監督 コメント
映画の制作中、プロデューサーより「今気になるアーティストはいるか?」と聞かれ、
「あのドラマの主題歌の…」と、その時最も耳に残る歌声として答えたのが、音楽には疎い自分はお名前もよく存じ上げなかったmiletさんでした。
主題歌をお願いする時に、自分が伝えたイメージは「今ここに私があるのは私を大切に思ってくれたあなたがいたから…」という思いを、子から親に、あるいは大切な人に向けて伝える歌でした。それが映画の中の少女ユナから、彼女を守ってくれたヴァンに伝える思いと重なると美しいと考えました。
思い描いた通りの、本当に素敵な主題歌が生まれたと大変感謝しております。
ぜひ、この主題歌と共に、この映画が観る者の心に響くことを願っています。
(c)2021「鹿の王」製作委員会