米津玄師の楽曲「カナリヤ」が8月16日(月)から放送されるNHK総合の新番組「ふたりのディスタンス」の主題歌に決定した。
「カナリヤ」は昨年8月にリリースされた5thアルバム「STRAY SHEEP」の収録曲。新型コロナウイルスのパンデミックが世界中で起こる中、米津が音楽家としての回答として制作した1曲で、さまざまな怒りや失望が渦巻き、以前とは大きく変わった日常が目の前に横たわる中で「変わっていくことへの肯定」が表現されている。アルバム発売後には、是枝裕和監督によるミュージックビデオが公開され、大きな話題を呼んだ。
「ふたりのディスタンス」は“ふたり”の日常に焦点をあて、その距離感を見つめるドキュメンタリー番組。終生のライバル、反目しながらもリスペクトする親子、分かちがたく結び付いた夫婦など“ふたり”に焦点を当て、その“ディスタンス=距離感“を見つめる。初回には伝説の家政婦として知られるタサン志麻とその夫であるタサン・ロマンが出演。番組ロゴはスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが制作した。
NHK総合「ふたりのディスタンス」
2021年8月16日(月)19:30~19:57
タサン志麻 コメント
普段の取材では家政婦の仕事のことについて聞かれることが多かったので、自分の生活や夫のことについて掘り下げてもらい、とても新鮮でした。改めて、自分にとってロマンがどんな存在なのか、長所も短所も含めて再確認できた気がします。身近に当たり前にいてくれる人のことって、立ち止まらないと考えないですよね。私は、取材を通じてよりロマンを好きになれました。私たちの夫婦は、いわゆる一般的な夫婦の形とは違うかもしれません。でも、何より大切なことは人にどう見られるかよりも、自分がどうありたいかとか、それをやっていて幸せかどうか。見ていただく方にとっても、自分にとって大切な誰かのことを思い出す、考えたくなる一時になってもらえれば嬉しいです。
タサン ・ロマン コメント
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