Gran☆Cielが8月21日に東京・新宿 ReNYでワンマンライブ「1st one-man live -Message!-」を開催した。
今年2月に牧野真琴と望月希美奈が加入し、翌3月にJewel☆Cielから現在のグループ名に改名したGran☆Ciel。「1st one-man live -Message!-」は現体制になってから初めてのワンマンライブで、全編を通してバンドセットによるパフォーマンスが繰り広げられた。開演時刻を迎え、「Baby Summer」でライブをスタートさせた6人は、そのままの勢いでサマーチューン「夏空」やアイドルらしさを全面に押し出した楽曲「素顔」を披露。会場をさわやかなで空気で満たしていった。さらに彼女たちは「(a)SLOW STAR」「ハミングバード」「セブンスター」といったミドルチューンを連発したのち、からっと☆「今を生きる」のカバーを力強くパフォーマンスしてライブ前半を終えた。
メンバーを2人1組に分けてユニット曲を歌ったあと、Gran☆Cielは夏らしい清涼感のある衣装に着替えて後半戦へ。「蒼の向こう」「情熱の分子が一度揺れたら」「僕らは」と一気に畳みかけた。「僕らは」はJewel☆Ciel時代の最後のシングル曲で、リリース当時のメンバーの思いが詰まったナンバー。この曲を現体制で初披露した6人は、リニューアルした振り付けでこれからの活動に対する決意を表現した。終盤にはGran☆Cielに多くの楽曲を提供している三宅英明がゲストプレイヤーとして参加し、激しいギタープレイで会場の熱量を高める。ライブ本編の最後では「虹」が現体制で初パフォーマンスされ、場内がエモーショナルな空気に包まれた。
アンコールに突入すると、6人はこのライブのサブタイトルになっている最新シングル曲「Message!」を披露。さらにベイビーレイズJAPANの代表曲「夜明けBrand New Days」をカバーして観客を驚かせた。濱田菜々がこの曲を歌う覚悟を語ったあとには、ベイビーレイズJAPANに在籍していた高見奈央のコメント動画がサプライズで上映され、メンバーたちの目に涙が。「リスペクトの気持ちは十分伝わっているので、ぜひGran☆Cielさんの曲だと思って思い切り歌ってほしいなと思います!」という激励の言葉が6人の胸にしっかりと刻まれた。
その後は9月より10カ月連続配信リリース企画が行われること、その第1弾が「夜明けBrand New Days」のカバーになること、2022年1月より東名阪ツアーが開催されることが発表され、場内が期待の拍手でいっぱいに。Gran☆Cielはラストナンバーとして「明日へ!」を歌唱し、熱気に満ちあふれる中でワンマンライブを締めくくった。
東名阪ツアー
2022年1月22日(土)東京都 渋谷duo MUSIC EXCHANGE
2022年1月29日(土)大阪府 OSAKA MUSE
2022年1月30日(日)愛知県 ell.FITS ALL
2022年2月11日(金・祝)東京都 神田スクエアホール