伝説の音楽プロデューサー寺本幸司のキャリアをたどる番組「音楽プロデューサーとは何か 浅川マキ、桑名正博、りりィ、南正人に弔鐘は鳴る」が明日12月1日(水)21:00よりDOMMUNEにて配信される。
寺本は1960年代より活躍する音楽プロデューサー。1966年に音楽レーベル「アビオン・コード」を立ち上げて、翌年、自ら発掘した浅川マキのデビューシングル「東京晩歌」をリリースしたことを皮切りに、南正人「回帰線」、木田高介「DOG’S MAP & CAT’S MAP」、野坂昭如「バージン・ブルース」、りりィ「私は泣いています」、イルカ「なごり雪」、桑名正博「セクシャルバイオレットNo.1」など数々の名曲、名盤を世に送り出してきた。
本番組は寺本が同名著書を4月に上梓したことを記念して配信されるもの。「<実写版 PART1>浅川マキ、南正人との邂逅と死別、そして歌の不死性について」と題した今回は、第1部にて今年1月に神奈川・THUMBS UPで演奏中に倒れて劇的な最期を遂げた南正人を追悼。トークゲストには南の息子であるドラム奏者・南泰人と、南正人のデビュー前からの盟友で名曲「ヨコスカブルース」「あたしのブギウギ」などの共作者である“ヒロシ”こと成田宙路之を迎える。第2部の「没後十一年 浅川マキを語る」では浅川と縁の深い映像作家・山崎幹夫が撮影した約30分の貴重なライブ映像が披露される。そして第3部では、寺本のプロデュースによる浅川マキの“リスペクトアルバム”「Good-bye -浅川マキを抱きしめて-」を12月22日にリリースする神戸在住のシンガー・伊香桃子が浅川の楽曲を歌うスタジオライブが届けられる。番組の司会は編集者 / ライターの北沢夏音が務める。
寺本幸司「音楽プロデューサーとは何か 浅川マキ、桑名正博、りりィ、南正人に弔鐘は鳴る」<実写版PART 1>~浅川マキ、南正人との邂逅と死別、そして歌の不死性について
配信日時:2021年12月1日(水)21:00~24:00
出演:寺本幸司(音楽プロデューサー)
企画・司会:北沢夏音(ライター・編集者)
■第一部:追悼・南正人
ゲスト:南泰人(ミュージシャン)、成田宙路之(ヒロシ)(美術家、詩人)
■第二部:没後十一年~浅川マキを語る+文芸坐ル・ピリエ公演1987-1994ライヴ映像上映(32分)
ゲスト:山崎幹夫(映像作家)
■第三部:スタジオ・ライヴ「Good-bye-浅川マキを抱きしめて」
トーク&ライヴ・ゲスト:伊香桃子(歌手)