et-アンド-が12月24日に東京・KeyStudioでワンマンライブを開催した。
このライブは9月より毎月開催されてきた「Monthly LIVE 2021『RGB』」の締めくくりとなる公演。クリスマスらしいオープニングムービーが流れたのち、et-アンド-は「Newton」でライブをスタートさせ、丁寧に歌声を届けていく。栗本優音と山崎カノンが作詞に参加した「Blue bird」では浮遊感のあるサウンドに4人の歌が見事にマッチし、マンスリーライブの定番曲であるEvery Little Thing「fragile」のカバーでは美しいハーモニーに観客がじっくりと聴き入った。
公演の後半になると、真っ白な衣装に着替え、サンタの帽子を被ったメンバーが「私たちからのクリスマスプレゼントです!」と笑顔を見せながらステージへ。この日限りのカバーとしてAI「ハピネス」をアカペラで歌い、客席の反応を見たあとに「せっかくなので特別なライブにしたいなと思って、練習してきました」と満足気な笑顔を見せた。その後、「BIBIBI」で会場の一体感をより強固なものにした4人は不思議な世界観がクセになる「Matryoshka」、デビュー曲「#tokyo」、夏のナンバー「Eenie, meenie, miney」と続け、休日の幸せを歌った楽曲「Holoholo」で明るくライブ本編を締めくくった。
アンコールでは栗本が「et-アンド-に入って、初めてこんなにしっかり芸能活動をできていて、1日1日が本当に楽しい」と喜びを語り、山崎は「来年再来年、もっともっと一緒にいて、深くみんなのことを知っていい関係性でこれからも活動していきたい」とメンバーへの思いを言葉に。モラレスきあらは「今日、『ハピネス』を歌ったとき、泣きそうだった。お客さんもメンバーもみんな楽しそうで……」としみじみと話し、リーダーの野島樺乃はマンスリーライブを振り返りつつ、「声が出なかったり、全然うまく歌えなかったりして落ち込んだときに、メンバーにたくさん励ましてもらって。温かいメンバーに囲まれて活動していて本当に楽しかった。『今年は駆け足で来たね』ってメンバーとよく話しているけれど、来年はこの駆け足を最低ラインにして、みんなでもっともっと駆け抜けていけたらいいなと思っています。これからも、もっと成長できるようにみんなでがんばっていきますので、皆さん応援をよろしくお願いします!」と観客に呼びかけた。
野島樺乃 コメント
2021年最後の私たちのマンスリー・ライブを無事に終えることができて本当に嬉しく思います。毎月のようにライブをできたことは、私たちだけの力じゃできないことで、支えてくださる関係者の方々、ファンの方々がいたからだなと思っています。歌を通して音楽を通して、たくさんの方に感動を届けられるように、これからも頑張っていきたいと思います。
今年一年を振り返ると、デビューして約半年なんですけど、すごくあっという間でした。本当にスピード感があって。デジタルシングルをリリースさせていただき、ミニアルバムも発売させていただけて、この駆け足なスピードに自分たちが付いていけてるかって、メンバー自身不安に思う時もあって。楽しいことだけじゃなくてレコーディングの時に自分の歌声と向き合って、レッスンでも自分のレベルと向き合って、成長できた一年だったなと思っています。
来年は、この駆け足だったスピード感をこれ以上に上げていけるように、自分たちも更なるレベルアップを目指して練習していきます。大きなステージにもっと立てるように、自分たちの魅力をたくさんの方に伝えていけるように、SNSなどを通して発信し、et-アンド-の輪を少しでも広められるように頑張ります。皆さん応援よろしくお願いします!
et-アンド-「Monthly LIVE 2021『RGB』」2021年12月24日 KeyStudio セットリスト
01. Newton
02. Blue bird
03. 僕は君が好きだ
04. fragile
05. ハピネス
06. BIBIBI
07. Matryoshka
08. #tokyo
09. Eenie, meenie, miney
10. Holoholo
<アンコール>
11. My dream
12. Alright