星野源の新曲「異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)」が、7月22日から全国の劇場で公開される映画「ゴーストブック おばけずかん」の主題歌に決定した。
「ゴーストブック おばけずかん」は講談社から刊行されている児童書「おばけずかん」シリーズを、山崎貴監督が実写映画化した作品。どんな願いも叶えてくれる本「おばけずかん」を手にした子供たちが数々の試練を乗り越えていく様子を、VFXを駆使した映像で描く。オーディションで選ばれた城桧吏、柴崎楓雅、サニーマックレンドン、吉村文香が主演を務め、新垣結衣が先生役、神木隆之介が古本屋の店主役で出演。子供たちの前に立ちはだかるおばけたちの声は釘宮理恵、下野紘、杉田智和、大塚明夫、田中泯が担当する。
「異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)」は、星野がこの映画のために書き下ろした楽曲。「おばけがでるぞ」「うらめしや」といったフレーズが印象的な1曲で、釘宮、下野、杉田もサビのコーラスで参加している。この楽曲について、星野は「遊びと祈りを込め、踊ってしまう呪いをかけたこの楽曲が、劇場の中で主人公たちと一緒に異世界を冒険する皆さんのお守りになれば幸いです」とコメント。現在YouTubeで公開中の予告編では、楽曲の一部を聴くことができる。
星野源 コメント
彼岸と此岸の境がなくなり、あの世とこの世が入り乱れ、異なる世界が混ざり合って、
人間と人間以外が一緒に踊れるような楽曲を作ろうと思いました。
制作中、いくつかの楽しい心霊現象に見舞われたので、
来ていたおばけたちについでにコーラスを入れてもらいました。
遊びと祈りを込め、踊ってしまう呪いをかけたこの楽曲が、
劇場の中で主人公たちと一緒に異世界を冒険する皆さんのお守りになれば幸いです。
山崎貴監督 コメント
ふと気づくとサビが頭の中で鳴っていて、おばけのように取り憑かれてしまいました(笑)。
今回の映画の不思議な世界にヒュッと連れて行ってくれるチケットのような曲を作ってもらえたと思っています。
そのパワーは優しそうでありながら計り知れなくて、まさに星野さんそのもののような存在感を発揮しながら、沢山の観客の皆さんを巻き込んでくれそうです。
「その曲を聴いてはいけない。聴いたら最後…」
山田兼司(「ゴーストブック おばけずかん」企画・プロデュース)コメント
コロナ禍が広がった2020年に、「どんな過酷な試練も、子供たちだったら乗り越えていける。」
そんな思いが、準備中の本作に自然と宿されました。
同時に、子供たちが冒険するおばけの世界観を現代的に表現し、幅広い世代に楽しんでもらう。
そのための主題歌が必要だと考えていました。
その時、真っ先にお願いした理想のアーティストが星野源さんです。
星野さんにしか生み出せない、子供と大人の境界を超えて支持される、ポップで深い歌詞と楽曲で、
ゴーストブックの世界におきる化学反応を期待したのです。
そして今、一度聴いたら心に残る最高のゴーストソングが誕生しました。
ぜひ映画とともに楽しんでいただければと思います。