黒木啓司(EXILE、EXILE THE SECOND)が10月末にLDH JAPANを退社し、芸能界を引退することが発表された。
LDHのオフィシャルサイトによると、黒木とLDHの間で今後の活動や将来を見据えての話し合いを進めていたが、パフォーマンスに懸ける黒木本人の思いやステージを降りることへの決意、将来像などへの考えを尊重し、EXILE20周年という節目のタイミングでアーティスト活動を終了することになったという。黒木は7月にスタートするEXILEのドームツアー「EXILE LIVE TOUR 2022 "POWER OF WISH"」をもってEXILEを卒業し、LDH JAPANを退社、芸能界を引退する。
黒木はグループ卒業を決意した経緯について、「引退の時期に関しては、自分の中で数年前から考えていました。パフォーマーとして活動させていただく中で、常に自身のベストをファンの皆様に届けることに命をかけてきましたが、最近では年齢や体力の限界を感じるようになっていました。今後、自分が思うベストパフォーマンスを届けることができなくなる前に、EXILE20周年という節目を機に引退することを決意いたしました」と説明。また芸能界引退については、「お芝居やバラエティなど様々な分野のお仕事に挑戦させていただきましたが、芸能人である前に僕はEXILEのパフォーマーであり、そこに対する自分なりの情熱とプライドがあるが故に、パフォーマーを引退するなら全てのステージから降りることがファンの皆様、そして自分に対するケジメだと感じました」と語っている。
そして「引退後は家族をしっかりと支えながら、新たな道で社会に貢献できるように精進していきますので、温かく見守っていただけたら幸いです」「次のツアーが最後になってしまいますが、残りの時間を皆様と一緒に楽しみ、一瞬一瞬を胸に焼き付けながら、感謝の気持ちでパフォーマンスをお届けしたいと思いますので、応援していただけたら嬉しいです」と、ファンへメッセージを送っている。