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ONE N' ONLYがブラジルで叶えた念願、熱狂の海外初ライブ終えコメント到着「ただただ夢のよう」

ONE N' ONLYとブラジルのSWAG。(撮影:ニッポンジャー)
3年近く前2022年07月21日 2:04

ONE N' ONLYが7月10日(現地時間)にブラジル・サンパウロで自身初の海外公演を実施。このライブを終えての感想を、音楽ナタリーに寄せた。

ワンエンの初の海外ライブの場となったのは、7月9~10日まで開催された、南米最大のアニメフェス「Anime Friends 2022」。例年10万人規模の来場者を集めるイベントで、ワンエンは10日のメインステージでライブパフォーマンスを行った。

南米で人気の楽曲をTikTokで取り上げたことをきっかけにその名が海外へと知れ渡り、南米を中心に知名度が急上昇したワンエン。多くの海外ファンを獲得した影響もありTikTokフォロワー数が日本人アーティスト第1位になるなど、今のワンエンにとって、海外ファンの存在はなくてはならないものとなっている。ブラジルのファンとはこれまでオンラインのチャット会などで交流してきたが、音楽ナタリーのインタビューでもたびたび語っていた「実際に現地に行って曲を生で届けたい」という夢が、ついに実現することになった。

メインステージ前には開演前から多くの“ブラジルSWAG(ワンエンファンの呼称)”が詰めかけ、6人の登場を待ち望む場内は熱気に包まれていた。記念すべきブラジル初ライブの1曲目に彼らが選んだのは、南米人気を受けてポルトガル語で配信リリースされた「L.O.C.A (PT-BR ver.)」。この選曲にオーディエンスは大きな喜びの声を上げ、即座に大合唱を巻き起こす。続く「What's Your Favorite?」でもメンバーの一挙手一投足に歓声が上がる熱狂ぶりで、場内のテンションは高まっていくばかり。3曲目の「Dark Knight」では、楽曲スタートのきっかけであるHAYATOの咳払いを聴いただけで盛り上がる現地ファンの反応速度に、6人のパフォーマンスにも一層の力がこもる。立て続けに「SMASH」を投下してSWAGのハンズアップを促したのち、抜群のチームワークが冴えるダンスセクションでファンの視線をさらに惹きつけた6人が届けたのは「Shut Up! BREAKER」。「Anime Friends!」と叫んだHAYATOはポルトガル語でブラジルのSWAGを力強く煽り、「強気になってんじゃねえよ」という決めゼリフも鋭く言い放って悲鳴のような歓声を誘った。

5曲を終え、改めて大きな喝采を浴びて「Anime Friends」のステージに歓迎された6人。この日最初のMCタイムでは、日本語を一切使わないポルトガル語でのコミュニケーションで、ブラジルのSWAGとの距離を縮めた。1人ひとりが順に行うポルトガル語での自己紹介にオーディエンスは拍手や歓声を送り、この反応にKENSHINやEIKUは「Ti amo!」(愛しています)と笑顔を浮かべた。

BTS「Dynamite」のカバーを披露するサプライズののちに届けられた「LUCKY」は、「一度きりの人生を精一杯明るく、そして毎日が“LUCKY”だと思いながら生きていこう」というポジティブなメッセージを英語で歌い上げる最新曲。6人が体を弾ませながら明るい声色で楽曲のメッセージを届けると、オーディエンスの体もリズミカルに揺れる。軽快なサウンドと6人が見せるコミカルなパフォーマンスに、ファンもハンドウェーブで応じた「Video Chat」ののち、TETTAやREI、EIKUの甘い歌声が響いた「My Love」ではKENSHINが「I love Brazil!」と叫んで大きな歓声を誘う。6人は集まったファンにくまなく目を配りながら「Ti amo!」「ありがとう!」「Obrigado!」と手を振った。

「Anime Friends」でのライブということで、2度目のMCでは順にお気に入りのアニメ作品についてポルトガル語でトークしたワンエンの6人。「NARUTO!」(NAOYA)「鬼滅の刃!」(EIKU)、「呪術廻戦!」(KENSHIN)、「ONE PIECE!」(REI)、「東京リベンジャーズ」(HAYATO)とメンバーが作品タイトルを発表するたび、アニメキャラクターのコスプレをしている来場者も多いオーディエンスからは大きな声が上がり、「ドラゴンボール」が大好きだと言ったTETTAが「かーめーはーめー……」とポーズを決めると、集まったファンも「波ー!!」と声を合わせた。

「YOUNG BLOOD」の衣装に着替えて再登場したライブ後半では、彼らのデビュー曲「I'M SWAG」と「YOUNG BLOOD」のアグレッシブな歌とダンスで熱狂を加速させた6人。するとここで彼らは、影山ヒロノブ「CHA-LA HEAD-CHA-LA」のカバーをブラジルのアニメファンに送るこの日ならではのパフォーマンスを披露した。イントロの段階で歓喜の声を上げるオーディエンスは、メンバーと一緒にサビを大合唱。ステージ上の6人もうれしそうにフロアにマイクを向け、ギニュー特戦隊にフリーザを加えた決めポーズで楽曲を締めくくった。

「ラストいくぞ!」というHAYATOの叫びを合図に始まったラストナンバーは「Category」。6人が見せる渾身のパフォーマンスににブラジルのSWAGはハンズアップとシンガロングで盛り上がり、熱い一体感の中でワンエンの初のブラジルライブは幕を閉じた。大きな充実感の中、ブラジルと日本の国旗を掲げてファンとの記念写真撮影も行ったメンバー。鳴り止まない喝采を全身で受け止めた彼らは「Muito obrigado!」(どうもありがとう!)、「Ti amo, Brazil!」(ブラジル、愛してます!)と何度も何度も感謝を伝え、笑顔でステージをあとにした。

ライブを終え「ただただ夢のようでした」と語ったのはKENSHIN。彼は「僕たちの曲を知っててくれて、一緒に歌ってくれたときは感動して泣きそうになりました」とステージ上で感じた思いを明かし、NAOYAも「みんな僕たちが目の前でパフォーマンスするのをずっと待っててくれたんだなって思うと途中涙が込み上げてきそうになりました」と振り返る。EIKUは「僕たちの曲をみんなも一緒に口ずさんでノってくれたり、発音もままならない僕らのポルトガル語に対してもちゃんと聞いて受け止めてくれたり何よりも日本のことをここまで愛してくれていることに驚きを隠せなかったです」とブラジルのファンの温かな歓迎に感謝し、TETTAも「お客さんが一緒に歌ってくれたり、踊ったり、一体感を肌で感じることが出来たLIVEでした」と、熱狂の中で感じた一体感を明かした。

REIが語ったのは「ブラジルの方から音を楽しむということを物凄く感じたし教えられたような気もします」という実感。未知だった場所に飛び込んで響かせた自分たちの音楽と、そこで感じた確かな手応えに、NAOYAは「今回のライブで受けた刺激を今度は日本でも生かしたい」と、KENSHINは「今回初めてブラジルでライブが出来て、一つの夢が叶いましたし、このことは僕たちにとって最大の武器で、今後の糧になったと思います」と思いを明かした。そして、リーダーのHAYATOは「現地のSWAGの歓声や大合唱は本当に忘れられないものになりました。この旅のすべてが刺激的で貴重な経験をすることができました」とコメント。「今回行ったサンパウロにもまた行きたいし、他の都市や他の国、色々な場所でLIVEをしてみたいです!」と、さらなる野望を胸に抱いてこの先を見据えた。

ONE N' ONLY コメント

TETTA

今までに感じたことのない新感覚なLIVEでした。
お客さんが一緒に歌ってくれたり、踊ったり、一体感を肌で感じることが出来たLIVEでした。
後からLIVE映像を見返したら、ファンのみなさんが歌ってくれて、自分達の声も聴こえないくらいでした。
パフォーマンスも魅せるというより、お客さんを煽る、盛り上げるに徹したLIVEになりました。今回のLIVEで手応えを感じたので、またブラジルでLIVEをしに行きたいです!

REI

ブラジルのファンの方はとても熱かったと感じました! 披露した「L.O.C.A (PT-BR ver.)」を一緒に歌ってくれたり、日本語の歌詞も歌ってくれたり感動しました。
Anime Friendsということもあり、「ドラゴンボールZ」のオープニングテーマ「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を披露した時の盛り上がりは最高なものでした。
ブラジルの方から音を楽しむということを物凄く感じたし教えられたような気もします! 最高なライブでした!

EIKU

ブラジルのみんなに会えて本当に嬉しかったです!
自分が思っていた以上に僕たちのことを知っていてくれて言語の壁を超えて心で通じ合えたのが感動しました!
僕たちの曲をみんなも一緒に口ずさんでノってくれたり、発音もままならない僕らのポルトガル語に対してもちゃんと聞いて受け止めてくれたり何よりも日本のことをここまで愛してくれていることに驚きを隠せなかったです。さらにブラジルが大好きになりました!
またブラジルに行きたいです!!!

HAYATO

ついに世界への第一歩、初海外ブラジルにてLIVEをしてきました! 初めてのことだらけで目に映るものすべてが新鮮に感じました。LIVEでの現地のSWAGの歓声や大合唱は本当に忘れられないものになりました。この旅のすべてが刺激的で貴重な経験をすることができました。今回行ったサンパウロにもまた行きたいし、他の都市や他の国、色々な場所でLIVEをしてみたいです!

KENSHIN

ただただ夢のようでした。僕が想像していた以上に現地のファンの方がたくさんいて、声を出して応援して下さってより気持ちが高まりました。僕たちの曲を知っててくれて、一緒に歌ってくれたときは感動して泣きそうになりました。SNSを通じて知ってもらえて、今回初めてブラジルでライブが出来て、一つの夢が叶いましたし、このことは僕たちにとって最大の武器で、今後の糧になったと思います。
またブラジルに行ってライブがしたいです!

NAOYA

初めての海外ライブをブラジルで行うことができてとても嬉しかったです! ステージの袖にいる時に聞こえてきた歓声、今でも忘れられないです。聞いた瞬間一気に不安とかがなくなって全力で楽しもうって思いました!
みんな僕たちが目の前でパフォーマンスするのをずっと待っててくれたんだなって思うと途中涙が込み上げてきそうになりました。今回のライブで受けた刺激を今度は日本でも生かしたいなって思います。
今年の夏は楽しくなりそうです!!!

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