インナージャーニーの新曲「少年」が2023年春公開の映画「雑魚どもよ、大志を抱け!」の主題歌に決定した。
「雑魚どもよ、大志を抱け!」は映画作家の足立紳が、自身が執筆した小説「弱虫日記」を原作に「プライドを必死に獲得しようともがいている少年たち。その姿を今の世の中に問うてみたい」という思いからメガホンを取った作品。物語の主人公・高崎瞬役は、今作が映画初主演となる池川侑希弥(Boys be / 関西ジャニーズJr.)が務める。
映画のために書き下ろされた「少年」は、疾走感あふれるメロディが印象的な楽曲。インナージャーニーのボーカルのカモシタサラは、実際に映画の撮影現場を訪れて足立監督やキャストたちと会話を交わし、物語のキーとなるトンネルでの緊迫した撮影を見て楽曲の構想を膨らませたという。新曲は、10月1日に東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて開催されるワンマンライブ「インナージャーニーといっしょ vol.3 -内旅編-」で初披露される予定。
なお「雑魚どもよ、大志を抱け!」は「第35回東京国際映画祭 Nippon Cinema Now 部門」に出品することが発表された。ワールドプレミアは10月26日に東京・丸の内ピカデリーにて行われる。
カモシタサラ(インナージャーニー) コメント
この度「雑魚どもよ、大志を抱け!」の主題歌を担当させていただくことになりました。お話をいただいたときから、嬉しさとプレッシャーが混ざり合い、ずっとワクワクしています。映画で描かれている時代は私が生まれるよりも前の話ですが、なぜだか懐かしくなったり、きっと誰もが一度は持ち合わせたことのある苦いような酸っぱいような感情が入り混じっていて、何度も心がぎゅっとなりました。自分もこういうことあったなあなんて思い出したり。実際に撮影地まで行かせてもらって、それぞれいろいろなものを抱えた子どもたちの心の揺れ動きや、ハッとさせられる演技に引き込まれながら、空気や匂いから感じたことを全部歌に詰め込みました。映画の中の瞬くんたちと、私たちを繋ぐ架け橋のような歌になればいいなと思っています。とても良いシーンで曲が流れるので緊張していますが、最後まで聴いていただけたら嬉しいです。