10月15日(土)よりテレビ朝日系で放送される連続ドラマ「ボーイフレンド降臨!」の制作発表記者会見が東京・テレビ朝日本社で行われ、主演の高橋海人(King & Prince)と共演の桜井ユキ、田中みな実が登壇した。
「ボーイフレンド降臨!」は高橋にとって初の単独主演ドラマとなるラブコメディ。23歳の記憶喪失の青年と、人生に行き詰まった2人の女性たちによる12歳差のラブストーリーが描かれる。高橋が演じるのは主人公の青年・アサヒ。桜井は小さな広告代理店に務める茶谷かしこを、田中はかしこの高校時代の同級生でもある小劇団の女優・佐藤渉を演じる。
会見の冒頭、高橋は「初主演で初ラブコメ、初めてづくしの役で日々奮闘しております」、桜井は「プライベートでも仲良くしているみな実ちゃんと一回りも年下の男性を取り合うなんていうシチュエーションが来ることに驚きました。日々楽しくワチャワチャ撮影しています」と挨拶。一方、田中はテレビ朝日系「あざとくて何が悪いの?」の共演者で、先日結婚を発表した司会の弘中綾香アナウンサーを「本日は弘中綾香の結婚会見にお越しいただき……」とイジってみせ、「違います違います!(笑)」とあわてさせていた。
主演のオファーを受けたときの心境を尋ねられると、高橋は「『僕の器でできるのかな』と思いましたが、せっかくの機会なのでがんばってやらせていただこうと。自分なりに現場を明るく癒やしながらやれればと思いました」と述べる。そんな高橋の“座長”ぶりを桜井は「今は(King & Princeの)ツアーも並行してやられていて体力的にも大変な時期もあるだろうけど、現場ではすごく柔らかくて穏やかで。とてもありがたいと思っています」と絶賛。田中も「存在そのものが癒やしで、現場でトイプードルを飼ってるみたい(笑)。でもお芝居のスイッチが入ると“役者さん”になるので、そこはカッコいいなと思っています」と同意していた。
ドラマの設定にちなみ「三角関係になったことは?」という質問が投げかけられると、高橋は両親の片方と電話をするともう片方が拗ねてしまうというエピソードとともに「さらに姉もいるので、もはやフォー……トライアングル?(笑)」と天然っぷりを披露し、桜井と田中から「それトライアングルじゃないよ!」「スクエア!」とツッコまれる。しかし「もしも実際に恋愛で三角関係になったら」という質問には「譲らないですね。選ぶのは女性ですし、行けるところまで進めます。引き下がるのは男としてどうかなと」と堂々と回答した。
会見後半では「高橋海人のこと、どっちが知ってる?対決」と題し、高橋に関するクイズに桜井と田中が答えるというコーナーが設けられたが、高橋が出す正解は予想の斜め上を行くものばかりで2人は苦戦。「2022年中にやっておきたいことは?」という問題の答えは「おみくじ」で、2人は「いまさら!?」と声をそろえて驚いていた。2問連続で不正解となったあとの最終問題「デートに行くなら海と山、どっち?」は2人とも「海」と答えるが、このままでは決着が付かないことから桜井が田中に答えを譲る。正解は「海」で、実は撮影中に高橋は何度も「海が好き」と話していたとのこと。高橋から勝者へのご褒美の花束を贈られた田中は「なんかすみません……(笑)」と恐縮していた。
そんな3人は撮影中、プライベートで偶然居合わせた木村拓哉と遭遇したという秘話を告白。ドラマ「未来への10カウント」でも共演歴のある高橋は、木村から「座長なんだから胸張ってがんばれよ」と激励されたと明かし、田中は「『木村さん、カッコよすぎます』って言ったらウインクしてくださって……」とうっとりした表情で回想する。そんな田中の様子を桜井は「マンガみたいに、顔の色がバラ色に変わってました(笑)」と振り返った。またKing & Princeのメンバーからのメッセージを尋ねられた高橋は「みんな『がんばれよ』って言ってくれるんですけど、岸(優太)くんからは『キスシーンあるの?』って会うたびに聞かれて(笑)。わからないですし『あっても教えねえし』って思ってます」と苦笑い。キスシーンに関する自身の願望については「したいです。ドラマを盛り上げるために、世の中の女性をキュンキュンさせるために!」と座長らしい責任感を交えて答えた。
※高橋海人の「高」ははしご高が正式表記。