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中森明菜デビュー40周年、初代ディレクター島田雄三が携わった書籍&ベスト盤発売

中森明菜「Singles~1981-85 中森明菜11 Great Hit Singles +6 by Yuzo Shimada」ジャケット
2年以上前2022年10月23日 15:07

中森明菜の書籍「オマージュ〈賛歌〉to 中森明菜」とベストアルバム「Singles~1981-85 中森明菜11 Great Hit Singles +6 by Yuzo Shimada」が12月21日に同時発売される。

この2作は中森が1982年にデビューしてから、今年で40周年を迎えたことを記念してリリースされるもの。書籍「オマージュ〈賛歌〉to 中森明菜」では1981年にオーディション番組「スター誕生!」で中森をスカウトし、初代ディレクターおよびプロデューサーを務めた島田雄三や、楽曲制作者たちの証言から中森の魅力を紐解いていく。

「Singles~1981-85 中森明菜11 Great Hit Singles +6 by Yuzo Shimada」は書籍と連動したベストアルバムで、デビューシングル「スローモーション」から11thシングル「ミ・アモーレ〔Meu amor e…〕」まで、島田が制作に携わったシングル曲がリリース順に収められる。またデビューアルバム「プロローグ〈序幕〉AKINA NAKAMORI FIRST」から6thアルバム「POSSIBILITY AKINA NAKAMORI 7TH ALBUM」までの6作の中から、島田が各アルバム1曲ずつセレクトし収録。各楽曲はオリジナルアナログマスターの音源が使用される。さらにブックレットには島田による全曲解説が掲載される予定だ。

なお両作品の発売日には、中森のオリジナルアルバム「ANNIVERSARY FROM NEW YORK AND NASSAU AKINA NAKAMORI 6TH ALBUM」「POSSIBILITY AKINA NAKAMORI 7TH ALBUM」とミニアルバム「SILENT LOVE」のCDも再発される。

島田雄三 コメント

1981年の「スタ誕」での出逢いから、模索し逡巡しながらのコンセプト設定・作家選定までの混迷後、締切りギリギリの時間の中で、有名・無名を問わず詞・曲の可能性を優先させた楽曲選び。最初のスタートとして3~4曲をシングル候補として先行させ、レコーディングに入っていった初期段階。「アルバムの売れるアーティストにしたい」とのコンセプトを背景に、幅広な楽曲づくりを目指していました。そのことがアイドルには無いジャンルの広がり、ユーザーの拡大に繋がり、それがアルバム成功の大きな要素となり、またアルバムという受け皿をつくった事によって幾多の楽曲のチャレンジも可能となったのです。限られた時間の中で、シングル~アルバム~シングル~アルバムというハイペースのトライアルを続けて行ったことも、常により良い楽曲づくりを優先できた大きな要素となったと言えるでしょう。

今回初めてライナーノーツを担当し、改めて楽曲を聴き直してみたところ、忘れていた事を思い出したり、その時々の明菜の姿が蘇ったりと自分でもビックリする発見がありました。シングル曲を解説した経験はありませんが、一曲一曲をその時代の状況を踏まえ、本人の成長やシングルとして絞り込んでゆく過程などを深堀りすることで、新たな気付きや発見があるやもしれないと考えています。

私にとっては最終期にあたるシングル2曲「飾りじゃないのよ涙は」「ミ・アモーレ」は担当をバトンタッチする時期と重なって、その経緯や詳細などが今までほとんど語られていません。その2曲を完結することによって、謎と多くの憶測が飛び交った私と明菜との着地点等々が、正確に多くの方々にご理解いただけるのも有難い機会ととらえ、可能な限り書き表してまいります。

中森明菜「Singles~1981-85 中森明菜11 Great Hit Singles +6 by Yuzo Shimada」収録曲

01. スローモーション
02. 少女A
03. セカンド・ラブ
04. 1/2の神話
05. トワイライト -夕暮れ便り-
06. 禁区
07. 北ウイング
08. サザン・ウインド
09. 十戒(1984)
10. 飾りじゃないのよ涙は
11. ミ・アモーレ〔Meu amor e…〕
12. あなたのポートレート
13. 咲きほこる花に……
14. 明菜から……。
15. さよならね
16. メランコリー・フェスタ
17. ドラマティック・エアポート -北ウイングPartII-

※「ミ・アモーレ〔Meu amor e…〕」の2つ目のeはアキュートアクセント付きが正式表記。

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