ケツメイシの全国ツアー「KTM TOUR 2022 20th Anniversary 『時代は変わるぜよ!!』どんだけ~」が、11月13日に宮城・セキスイハイムスーパーアリーナで千秋楽を迎えた。
5月14日に兵庫・ワールド記念ホールで幕を開け、全国10都市で20公演が行われた今回のツアー。ケツメイシのメジャーデビュー20周年を記念した最終公演は、彼らの代表曲と最新アルバム「ケツノポリス12」の収録曲を織り交ぜた内容となった。
幕末の志士に扮したケツメイシのメンバーの映像が流れ、大蔵(MC)の「仙台、宮城、東北、おまたせ! ファイナル行きましょうか!」という掛け声とともにライブがスタート。ケツメイシが1曲目に披露したのは最新アルバムの収録曲「ALL SET」。アップテンポのラップ曲で会場のボルテージを一気に上げ「カリフォルニー」や「夏の思い出」などケツメイシの夏の定番曲を畳みかけた。その後のバラードパートでは会場の空気を一変させ、「紅白歌合戦」初出場時に歌唱した「ライフイズビューティフル」や、卒業ソングとして人気の「仲間」などを披露。会場からは温かい拍手が巻き起こり、涙を流す観客の姿も多く見受けられた。
ライブが中盤に差しかかると、ケツメイシのツアーでは定番となっているコントコーナーがスタート。今回のコントはアンタッチャブルの柴田英嗣が脚本と演出を、オテンキのGOが監修を担当した。「時代は変わるぜよ!!」というツアータイトルの通り、幕末の志士に扮したケツメイシのメンバーがコントを繰り広げると、会場は大きな笑いに包まれた。大爆笑のコントコーナーを経て、ライブ終盤で4人は「第101回全国高校ラグビー大会」のテーマソング「走り続けた日々」やTikTokで注目された「いい感じ」、ファンの人気楽曲投票1位となった「ビールボーイ」、パーティチューン「パーリーピーポー」を歌い上げて、本編を締めくくった。
アンコールを求める拍手に応えて再びステージに現れたケツメイシは「三十路ボンバイエ」と「LOVE LOVE Summer」を披露。ファンも一緒に踊れる振付で会場を大いに盛り上げ、サマーアンセム「RHYTHM OF THE SUN」でライブをクライマックスに導いた。
最後のMCで大蔵は、ケツメイシにとって約2年10カ月ぶりの有観客ツアーとなったツアーを振り返り「10カ所20公演、遊びに来てくれて、元気と笑顔をありがとうございます。仙台だけでなく、各地からファイナルだからと集ってくれた皆様、本当にありがとうございました。またこういう大きなツアーができるように曲を作り続けて、歌い続けていきたいと思います。皆様の日常でまだまだ大変なこともあると思いますが、前を向いて、またこのお祭りができるように、がんばった者同士で、また楽しいお祭りをここでやりましょう! 本当にお疲れ様でした。また会う日まで。また笑顔で会いましょう」とメッセージを送った。
なおU-NEXTでは本ツアーの沖縄・沖縄アリーナ公演の模様が11月26日から配信される。さらに2023年2月1日には、ツアーの模様を収録したライブ映像作品が発売されることが決定しており、詳細は後日アナウンスされる。
U-NEXT独占沖縄公演ディレイ配信「KTM TOUR 2022 20th Anniversary『時代は変わるぜよ!!』どんだけ~ @沖縄アリーナ」
ライブ配信:2022年11月26日(土)18:00~
見逃し配信:準備完了次第~2022年11月30日(水)23:59