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INIが第2章突入!2023年は「いい意味で優しさを捨てる」、池崎理人の今年の漢字は「スペク“虎”」

INI
2年近く前2022年12月13日 15:02

INIが昨日12月13日、1stアルバム「Awakening」の発売を記念した生配信「INI 1ST ALBUM『Awakening』“覚醒 前夜祭”」をINIのYouTube公式チャンネルにて実施。配信終了後、マスコミ向けの取材会が都内で行われた。

12月17日に初のライブツアー「INI 1ST ARENA LIVE TOUR [BREAK THE CODE] 」の開幕を控えるINI。この日の配信はミキをMCに招き、本日リリースされた「Awakening」についてのトークや、生配信中に「#INI_Awakening前夜祭」のハッシュタグとともに投げかけられたファンからの質問やコメントへの自由な回答を繰り広げた。

ミキの活気ある前説で場が温められたあと、11人が登場。木村柾哉や池崎理人らが「存分にアルバムの魅力を伝えていきますので、よろしくお願いします」などと挨拶する中、松田迅はミキにも感謝を表明。「ミキのお二人も、お忙しい中来ていただきありがとうございます」と彼らに視線を送ると、ミキの2人から「さすが迅やで」と世渡り上手な一面を称賛されていた。なお後藤威尊は、「配信を視聴している皆さん、会場にお越しの皆さん、ありがとうございます。ミ……」とミキの名前を言いかけるも、途中で静止するボケを挟み、ミキから「もうええねん!」とツッコまれていた。

配信では、アルバム収録曲の説明とエピソードがメンバーたちによって順々に語られた。アルバムのリード曲「SPECTRA」のミュージックビデオには、これまでのシングル曲のモチーフなどが登場する。韓国で行われたMV撮影のエピソードについて、佐野雄大は「バイクに乗るカット」について言及。佐野と尾崎匠海がMVにおける“バイク担当”であったのにもかかわらず、2人ともバイクに乗ったことなかった、という裏話を明かした。尾崎はバイクは乗ったことこそなかったものの、「仮面ライダー」を見て育ったため「イメージが湧いた!」と自信満々の表情。佐野はバイクの座面に足を乗り上げて“オラついた”ものの「全部カットされました」と苦笑いした。また「SPECTRA」と同じく韓国で撮影された「Dramatic」について、松田はMVの撮影が朝の4時まで及んだと説明。「すごくキツかったんですけど、みんなでいい作品を作るためにがんばりました」と当時を振り返った。

その後も、アルバム名にちなんで「俺、これが覚醒したなあ」と思った瞬間をそれぞれ発表するコーナーが展開された。「顔」と自信満々に回答したのは松田。あまりの堂々とした物言いに会場から笑いが起こるも、松田は「僕は自分のこと大好きなので」とまっすぐな眼差しできっぱり。尾崎や後藤をはじめとしたメンバーたちは、思わず松田に向けて拍手を送っていた。木村は「(後藤)威尊のダンスのキレが覚醒しています!」とコメント。木村の言葉に同意するかのようにほかのメンバーたちが頷いていると、後藤はうれしそうな面持ちで「(自覚は)あります! 見本にできるメンバーが多いので」とメンバーたちに視線を向ける。木村や西洸人、田島将吾らの振付を参考にしていると明かし、「“一人INI”みたいになってるんやな!」とミキを感心させていた。

配信が終えたINIは、そのままマスコミ向けの取材会へ。まず最初に、アルバム収録曲の中でもお気に入りの楽曲やおすすめの楽曲を問われると、松田は「BAD BOYZ」、西は自身が作詞に携わった「SPECTRA」、許豊凡は「Do What You Like」を挙げていく。「Dramatic」と回答した佐野は、「この曲めちゃくちゃ好きで……。INIに新しい風が吹いている曲だなと思います。メロディもクセになりますし、今までに使ったことのない体の動きとか、すごいたくさんあって、迫力も満点。お気に入りの曲となっております」とうれしそうに理由を説明した。木村が挙げたのは「Let Me Fly~その未来へ~」。「PRODUCE 101 SEASON 2」時代から練習生のリーダー的存在だった木村は、「最初は練習生60人が集まって披露した楽曲で、そのときもたくさん練習したんですけど、この11人では初めてで。先ほどの生配信でお伝えしたように、僕の“原点”なので」と当時を振り返りつつ、穏やかに微笑んだ。

続いて、「ここが“Awakening”だったな、と思った瞬間」について問われると、田島は「今はツアーの準備をしている最中なんですが、ものすっごい量の汗かきながらリハーサルに臨んでいる瞬間が“Awakening”しているなとしみじみと感じています」とにっこり。その後も、藤牧京介は今年9月に開催された「1CHANCE FESTIVAL」、尾崎は自身のドラマ出演について語り、さまざまなフィールドで活躍したINIの1年を振り返る。そんな中、池崎が挙げたのは、INIとしてのデビュー準備期間に行われた韓国合宿。「シンプルにすごく……しんどくて。朝から晩までずっと練習したり、MVを撮るためにダンスジェスチャーを固めたりして。結成してから1stシングルを出すまで、アーティストとしてすごい成長できたなと。その期間が強烈に印象に残ってます」としみじみ振り返った。そんな池崎は、「今年を漢字1文字で表すと?」という年末恒例の質問に対して、「SPECTRA(スペク“トラ”)」にかけて「虎」と親父ギャグを繰り出し、報道陣の笑いを引き出していた。

同様の問いに対して、佐野は「僕は、“満たす”の『満』」と回答。「1年間、『退屈だな』と思うことが一度もなかった。楽しいし幸せで……心がずっと満たされた状態で1年間走り続けたので、“満たす”の『満』ということでやらせていただいてます!」と笑顔を見せた。高塚大夢が選んだ漢字は「一」。「INIとして、デビューして1年目というのもそうですし、僕個人の話で言うと、学生を卒業して社会人1年目、という意味もあります。ほかにも1stアルバムの『1』でもあるし、INIが11人っていうのもありますし……すごく『1』という数字に恵まれた年だったなと思います」と感慨深げに述べた。

最後に来年の抱負を問われると、田島は「いい意味で優しさを捨てて、『NEW BAD BOYZ』になっていきます!」、尾崎は「アルバムを通してINIの第1章が終わって、今後は第2章が始まったと思ってもらえるとうれしいです。さらに全力で、気を引き締めてがんばっていきたいと思います」と、それぞれ力強く宣言。最後に西は「この1年は楽しい思い出もあったけど悔しい思いも感じたので、たじが言ってくれたようにいい意味で……ぶち壊して、そこから新しく作り上げるくらいの、新しいINIの一面を見せられたらなと。それと最近ツアーの準備をしていて思ったのは、スタッフさん全員を巻き込む、巻き込み型INIというか、みんなで一丸となって盛り上げていかなきゃなって思いました。……ワールドカップを見て影響されました(笑)。いいチームになれたらいいなと思います」と彼らしい口ぶりで語り、取材会を締めくくった。

※高塚大夢の「高」ははしご高、池崎理人の「崎」は立つさきが正式表記。

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