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再び動き出したEXOとBTS|2026年1月のK-POP

今月のイラスト:「Crown」でカムバックしたEXO。
7分前2026年02月06日 11:05

大きな話題から気になる小ネタまで、“最近のK-POP”をまとめて振り返るマンスリー連載「K-POP、最近どう?」。新しい1年の始まりを祝うように、K-POP界ではさまざまな地殻変動が起こりました。まず2026年の幕開けとともに、BTSが完全体としては3年9カ月ぶりのカムバックおよびワールドツアーを発表しました。そして昨年、セフンの除隊をもってメンバー全員が兵役を終えたEXOがおよそ2年半ぶりにアルバムをリリースしカムバック。色褪せないカリスマ性でファンを沸かせた一方、音楽番組では“エンディング妖精をキャンセル”する姿を見せ、そのお茶目な姿でも話題に。ほかにもBoAの専属契約終了やALPHA DRIVE ONEのデビュー、ファッションウィークでの豪華共演など、今月もトピックが満載。本稿では、そんなドラマチックな1月のK-POPシーンから、印象的な出来事をピックアップしてお届けします。

文 / 岸野恵加 イラスト / ちぎりパン

1. エンディング妖精キャンセル界隈

2026年の始まりとなった1月、フレッシュなボーイズグループ2組がデビューを飾りました。12日には「BOYS II PLANET」から誕生したALPHA DRIVE ONEがデビューアルバム「EUPHORIA」をリリースし、初動売上144万枚、音楽番組で4冠と、大型新人ぶりを証明。「ショー!音楽中心」のアンコールステージではシンロンがブレイキンで沸かせ、初バラエティ「アイドル1泊2日」ではリーダーのリオがランダムプレイダンスを力技で押し切るなど、数多くの番組でバラエティセンスも発揮しました。

13日には、ジェイ・パークがプロデュースするLNGSHOTが「SHOT CALLERS」をリリース。昨年から大学の学園祭や「Melon Music Awards 2025」で少しずつ姿を見せていた4人組が、正式デビューを果たしました。リード曲「Moonwalkin'」では月を歩くような軽やかなステップのダンスと卓越したラップスキルを披露し、自分たちの色を堂々と打ち出しています。さらに「THE SEASONS~10CMのスダムスダム」ではジェイ・パークと一緒に彼の人気曲「JOAH」を歌い、美声を響かせました。

段階的にメンバーが明かされる24人組ボーイズグループ・idnttは、2つ目のユニット・yesweareの8人が新たに加わった15人体制で2ndミニアルバム「yesweare」を5日にリリース。リード曲「Pretty Boy Swag」のMVは、大人数ならではの迫力ある群舞に引き込まれます。同日にApinkは11thミニアルバム「RE:LOVE」を発表し、デビュー15周年の活動に乗り出しました。

CNBLUEは7日に3rdフルアルバム「3LOGY」をリリース。SNSで展開した企画「The Live Challenge」では、東方神起チャンミン、Red Velvetウェンディ、TREASUREジフンら多くの豪華ゲストをボーカルに迎え、リード曲「Killer Joy」でコラボしました。またCNBLUE はauによる新YouTubeチャンネル「PBLive」の初回ゲストとして出演し、米津玄師「Lemon」のカバーを披露して話題を集めました。

SEVENTEENのDKとSEUNGKWANによるユニット・DxSは、1stミニアルバム「Serenade」を12日に発表。リード曲「Blue」は2人の美しいハーモニーが胸を打つ、冬にぴったりなバラードです。MVの“シネマバージョン”には俳優のイ・ユミとノ・サンヒョンが恋人役で出演し、“エピローグバージョン”ではDKとSEUNGKWANが、広大な北海道の雪景色を舞台に、すれ違いに悩む男性を演じました。NCT WISHは、初の日本ミニアルバム「WISHLIST」を14日にリリース。1stコンサートツアーの追加公演として、国立代々木競技場第一体育館、神戸ワールド記念ホールでのアリーナ公演も大盛況に終えました。

16日にはENHYPENが、7thミニアルバム「THE SIN : VANISH」で約6カ月ぶりにカムバック。“罪”をモチーフとした新シリーズ「THE SIN」の幕を開きました。同作はメンバー別のリミックスバージョン7種もリリースされ、7人それぞれがリミックスに直接参加。グループの表現の幅をさらに広げています。

軍白期を終えたEXOは、約2年半ぶりの作品となる8thフルアルバム「REVERXE」で待望のカムバック。リード曲「Crown」では大切な存在を王冠に例え、最後まで守り抜くという決意を歌っています。音楽番組ではEXOが“K-POP王者”の称号にふさわしい圧倒的なパフォーマンスで視聴者を魅了しつつも、最後になぜかメンバーが次々にフレームアウトしていき“エンディング妖精キャンセル界隈”と呼ばれるなど、遊び心も見せました。

KiiiKiiiは2ndミニアルバム「Delulu Pack」を26日にリリース。中毒性抜群のリード曲「404(New Era)」の制作にはLDN Noise、Omega Sapien(Balming Tiger)が参加しており、リスナーから高評価を受けています。

そのほか1月は、H1-KEY、チュウ、ウォンピル(DAY6)、n.SSign、ONEUS、YOUNG POSSE、POW、WHIBらも新作をリリース。i-dleはイギリスのラッパー・スカイウォーターをフィーチャリングゲストに迎えた新曲「Mono(Feat. skaiwater)」を27日に発表しています。MISAMOは日本1stアルバムより先行シングル「Confetti」を16日にリリース。メンバーがアンバサダーを務めるブランドとコラボした衣装や、佐藤健との共演も話題を集めました。

2. パリに集った日韓スター

こちらの項目では、国内外で行われた大型イベントや公演をまとめて振り返り。1月10日には、伝統ある音楽授賞式「第40回 Golden Disc Awards」が台湾で開催されました。TWSがBTS「Spring Day」、iznaがWonder Girls「Be My Baby」をカバーするなど、40周年を記念したスペシャルステージも多数。アルバム部門の大賞にはStray Kids、デジタル音源部門の大賞はG-DRAGON、そしてアーティスト大賞にはジェニー(BLACKPINK)が輝きました。

アメリカで行われた「第83回ゴールデン・グローブ賞」の授賞式には、TWICEのジヒョ、BLACKPINKのリサ、SEVENTEENのJOSHUAが参加。またヨーロッパではミラノ・ファッションウィークとパリ・ファッションウィークが行われ、Diorのショー会場ではSEVENTEENのMINGYU、Stray Kidsのヒョンジン、横浜流星、吉沢亮、北村匠海が一堂に会するなど、豪華な共演が報道陣にキャッチされました。

日本でも人気アーティストの公演が相次ぎ、にぎわいを見せました。BLACKPINKは約3年ぶりの日本公演を、東京ドームで3日間にわたって開催。代官山蔦屋書店ではジェニーの写真展「J2NNI5」が行われ、多くのファンが集結して連日大盛況となりました。TOMORROW X TOGETHERは1年半ぶりに東京ドームでの単独公演を開催。前回は足の怪我のためダンスパフォーマンスが叶わなかったBEOMGYUは、「リベンジ成功!」と笑顔を見せていました。

NCT DREAMは、4度目のツアーの日本公演を完走。またNCT 127のYUTAは、21日にソロツアーの追加公演を日本武道館で開催し、メンバーのジャニーも応援に駆け付けました。1月31日、2月1日には、SMエンタテインメントのアーティストが集結した「SMTOWN LIVE」の福岡公演がみずほPayPayドーム福岡で行われ、1月14日にデビューシングルをCDリリースしたSM ENTERTAINMENT JAPANのガールズグループ・GPPがオープニングアクトを務めました。

3. 1週間で予約枚数400万枚超え

新たな1年の始まりに合わせ、アーティストたちの今後の活動予告も数多く到着しました。全員が兵役を終え、ロサンゼルスでの制作風景を時折SNSに公開していたBTSは、3年9カ月ぶりとなるカムバックとワールドツアーの開催をついに発表。3月20日にリリースされる5thアルバム「ARIRANG」は、わずか1週間で予約枚数400万枚を突破しています。韓国の伝統民謡がタイトルに冠されており、どんな作品になっているのか、全世界からの期待が膨らむばかりです。

少女時代のテヨンがSMエンタテインメントと再契約を締結した一方で、BoAは25年間所属した同社との専属契約終了を発表。SMエンタテインメントは「BoAは25年間、SMの誇りであり、象徴でした」と深い敬意を込めたコメントを寄せました。13歳でデビューし、K-POPの隆盛に大きく貢献した彼女が今後どのような道を歩くのか、注視したいところです。

G-DRAGONは初のファンミーティング開催を告知。日本デビュー15周年を迎えた2PMは、完全体でのコンサートを予告しました。また2019年に活動を終了したWanna Oneが再集結し、2026年上半期にリアリティ番組が制作されることが発表されると、ファンから歓喜の声が殺到。しかしメンバーのカン・ダニエルは2月9日に陸軍へ入隊することが明らかになり、その撮影に一部でも参加するのかが注目されています。またMONSTA XのI.Mも、2月9日に現役兵として陸軍に入隊することを報告しました。

SMエンタテインメントは、2026年内に新人ボーイズグループをデビューさせることを予告。またLE SSERAFIMが所属するSOURCE MUSICは、初のボーイズグループ創出に向けたオーディションの募集を開始しました。ITZYのユナはソロデビューが決定。ドラマへの出演も予告されており、俳優としての活躍にも期待が高まっています。

「PRODUCE 101」出身のイ・ヘインは、新会社「AMA」設立を発表。KISS OF LIFEのディレクター、CLOSE YOUR EYESの統括プロデューサーとして独自の世界観を表現してきた彼女の、次なる一手が楽しみです。ONFとUSPEERは、WMエンターテインメントとの専属契約を終了。USPEERはデビューからわずか半年での契約終了となり驚きを呼びましたが、同社の設立者であるイ・ウォンミン氏によるMWエンターテインメントへの移籍が予告されています。ONEUSは2月末をもってRBWとの専属契約は終了するものの、同じグループ名で活動を継続することを告知。1月20日には、RBWから最後のリリースとなるシングル「原」を発表しました。

FTISLANDは、設立から20年をともに歩んできたFNCエンターテインメントと再契約。またNCTのジェノとジェミンは、新ユニット・NCT JNJMを結成し、2月23日にデビューミニアルバム「BOTH SIDES」をリリースします。そしてHYBE JAPANは、新レーベル「JCONIC」を設立。2025年6月にデビューしたaoenが所属することを明らかにしました。

4. 今年も華やか!ハンリム卒業式

最後はそのほかのトピックをランダムでご紹介。韓国のハンリム芸能芸術高校では、IVEのイソ、ZEROBASEONEのハン・ユジン、TWSのギョンミンなど、多くのK-POPアイドルが卒業を迎えました。学校のSNSでは、それぞれの麗しい卒業写真も公開。なおZEROBASEONEは2月2日にリリースするスペシャルアルバム「Reflow」のコンセプトフォトに、卒業式を想起させるビジュアルで登場しています。

フィギュアスケート選手としての経歴を持つENHYPENのSUNGHOONは、2月に開催される2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪の聖火ランナーに抜擢。またENHYPENが2022年にリリースした「Shout Out」が韓国代表の公式応援ソングとして採用されており、大会を熱く盛り上げてくれそうです。ADORとの専属契約解除となったNewJeansのDANIELLEは、個人SNSアカウントを開設。ライブ配信や直筆の手紙で、ファンへ思いを伝えました。

今クールは日本ドラマ界でも、K-POP関連のトピックが目を引きます。中村倫也主演の「DREAM STAGE」は、落ちこぼれK-POPボーイズグループ・NAZEが夢を追うスポ根テイストの作品。NAZEはショーケースツアーを行うなど、実際のアイドルグループとしても活動を繰り広げています。「キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~」では、IZ*ONE出身のカン・ヘウォンが赤楚衛二と恋人関係に。同作では主題歌にaespa、挿入歌にNCT WISHが起用されました。

編み物ブームの火付け役として注目されるLE SSERAFIMのSAKURAは、フェリシモとコラボしCouturierのアンバサダーに就任。さらにNHK Eテレ「すてきにハンドメイド」に出演し、活躍の幅を広げています。BOYNEXTDOORのLEEHANとINIの高塚大夢は、一緒に水族館とカフェを訪れた癒し度満点のVlogを公開。また韓国で大流行中のスイーツ・ドバイもちもちクッキーは、アイドルのコンテンツでもたびたび話題に。LE SSERAFIMのHONG EUNCHAEやILLITのWONHEEは、フィルターを用いてドバイもちもちクッキーにかわいらしく変身していました。

【2026年1月】音楽番組、最近どう?

1月に放送された韓国の主要音楽番組で、1位を獲得した楽曲をご紹介します。今月デビューしたALPHA DRIVE ONEは4冠を獲得する華々しいスタートダッシュを切りました。またSAY MY NAMEは1月9日放送の「Music Bank」でデビュー以来初の1位を獲得。リーダーとしてグループを引っ張ってきたヒトミ(本田仁美)はトロフィーを握り締め、涙ながらに感謝の言葉を紡ぎました。

また1月の放送をもって、2024年秋から「Music Bank」の司会を務めてきたILLITのMINJUが、ともにMCを務めてきた俳優ムン・サンミンとともに番組を卒業。「人気歌謡」では、Baby DONT Cryのリーダー・イヒョンが新MCとしてジョイン。&TEAMのEJ、TWSのSHINYUとともに番組の進行を務めます。

SHOW CHAMPION

1/7 なし
1/14 なし
1/21 ALPHA DRIVE ONE「FREAK ALARM」
1/28 EXO「CROWN」

M COUNTDOWN

1/8 ALLDAY PROJECT「LOOK AT ME」
1/15 Apink「Love Me More」
1/22 ENHYPEN「Knife」
1/29 EXO「Crown」

Music Bank

1/2 NMIXX「Blue Valentine」
1/9 SAY MY NAME「UFO(ATTENT!ON)」
1/16 idntt「Pretty Boy Swag」
1/23 ALPHA DRIVE ONE「FREAK ALARM」
1/30 EXO「Crown」

Show! Music Core

1/3 なし
1/10 fromis_9「White Memories」
1/17 ILLIT「NOT CUTE ANYMORE」
1/24 ALPHA DRIVE ONE「FREAK ALARM」
1/31 EXO「Crown」

INKIGAYO

1/4 なし
1/11 HWASA「Good GoodBye」
1/18 HWASA「Good GoodBye」
1/25 ALPHA DRIVE ONE「FREAK ALARM」

今月のひとりごと

ライター 岸野

今月は書いても書いても収まりきらないほどトピックが多く、もっと入れたかった……。KiiiKiiiの「Delulu Pack」最高です!

編集 獅々堀

i-dleの楽曲にはいつも力をもらってきましたが、新曲「Mono(Feat. skaiwater)」はひときわ深く胸に響きました。人生に迷ったときはこの曲に立ち返り、自分の大切にしたい軸を思い出したいと思います。

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