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恵比寿にドレスコーズ、クリスマス直前にラブソング盛りだくさんのライブ

志磨遼平(Vo)(Photo by 森好弘)
3年近く前2022年12月24日 3:06

ドレスコーズのワンマンライブ「L'ULTIMO BACIO Anno 22 12月21日のドレスコーズ」が12月21日に東京・恵比寿ザ・ガーデンホールにて開催された。

11月に最新アルバム「戀愛大全」のレコ発ツアー「the dresscodes TOUR2022『戀愛遊行』」を開催したばかりのドレスコーズ。彼らが12月のクリスマスシーズンにワンマンライブを行うのは、2020年以来2年ぶりとなった。

今回のワンマンにはツアー「戀愛遊行」のメンバーである志磨遼平(Vo)、田代祐也(G)、有島コレスケ(B)、ビートさとし(Dr)、中村圭作(Key)に加え、ゲストとしてケンゴマツモト(G / THE NOVEMBERS)も参加。アルバム「戀愛大全」の収録曲を中心にしつつ、ツアー「戀愛遊行」では演奏できなかったラブソングを交えたセットリストでパフォーマンスが繰り広げられた。

The Ronettes「Sleigh Ride」やThe Crystals「Rudolph The Red-Nosed Reindeer」などクリスマスの定番曲がSEに使用される中、ペレス・プラード&ローズマリー・クルーニーの情熱的なマンボ「Sway(Quien Sera)」が流れ始めると、メンバーが続々とステージに登場。ビートさとしが歯切れよいドラミングで演奏をリードする「やりすぎた天使」が始まると、志磨は軽やかな足取りで舞台に現れた。続くシューゲイザー調の「ぼくのコリーダ」は田代、ケンゴのギター2人体制ということもあり、レコーディング音源以上にノイジーな爆音が炸裂。彼らは冒頭からパワフルなサウンドでオーディエンスを圧倒した。

一方「夏の調べ」からはノスタルジックな趣の楽曲が続き、フロアは穏やかなムードに包まれていく。オリジナル版ではピアノとギターのみのシンプルな構成だった「横顔」は、バンドサウンドにアレンジして披露された。この曲の中盤ではケンゴがエモーショナルにギターソロをかき鳴らしたのに対し、終盤では田代が繊細なソロプレイを展開。さらに「ハーベスト」では、普段椅子に座りながら演奏する田代が立ち上がり、ケンゴと向き合いながらギターを弾き合う場面もあった。

志磨が「(恵比寿ガーデンプレイスの)バカラシャンデリア、見ました? 僕らみたいな日陰者にはまぶしいですね……」とクリスマスならではの景色について語るMCを挟み、ライブは後半戦へと突入。中村の奏でるきらびやかなシンセ、有島が弾くうねるベースラインを前面に押し出した「ラストナイト」、ストレートなロックンロールチューン「コミック・ジェネレイション」といった楽曲で畳みかけ、アルバム「戀愛大全」の冒頭を飾る「ナイトクロールライダー」で本編は締めくくられた。アンコールに入ると、志磨は「ここ数年で、当たり前のことが当たり前じゃなくなる出来事を何回も味わいましたが……僕らの来年がどうか、いいものでありますように。世界中の人に幸せなクリスマスが訪れますように。僕は戦争反対です」と観客たちに温かなメッセージを伝え、毛皮のマリーズ時代に制作したクリスマスソング「クリスマス・グリーティング」をプレゼント。そしてラストナンバー「愛に気をつけてね」ではステージ端のスピーカーによじ登ってシャウトするというアグレッシブなステージングを展開し、2022年最後のライブをハイテンションで終えた。

ドレスコーズ「L'ULTIMO BACIO Anno 22 12月21日のドレスコーズ」2022年12月21日 恵比寿ザ・ガーデンホール セットリスト

01. やりすぎた天使
02. ぼくのコリーダ
03. Ghost
04. 夏の調べ
05. わすれてしまうよ
06. 才能なんかいらない
07. 横顔
08. ハーベスト
09. ラストナイト
10. 上海姑娘
11. コミック・ジェネレイション
12. ナイトクロールライダー
<アンコール>
13. エロイーズ
14. クリスマス・グリーティング
15. 愛に気をつけてね

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