NHK「みんなのうた」の2月と3月の放送曲が発表された。
2月から放送されるのは、水嶋凜の「サクラノカケラ」、林部智史の「ポプラの伝言」の2曲。「サクラノカケラ」は水嶋にとって初のオリジナル楽曲で、卒業と友情をテーマに書き下ろされた。プロデュースはデビュー曲「予感」に引き続いて武部聡志が担当。番組では門脇康平が学校を舞台に制作した映像とともにこの曲がオンエアされる。水嶋は、この曲について「聴けば聴くほど、思い出の中にある具体的な描写やちょっとした仕草が見えて来るようになり、最初の印象よりずっとずっと深い曲」とコメントしている。
「ポプラの伝言」は春から大きく生活が変わる人の背中を押す、この季節にぴったりのメッセージソング。林部が作曲を担当し、もりちよこが作詞を手がけた。この曲のコーラスは、ひばり児童合唱団が務めている。またアニメーションは、以前「みんなのうた」放送曲に使用された七尾旅人「天まで飛ばそ」、谷山浩子「花さかニャンコ」の映像を担当した、きのしたがくが手がけた。
水嶋凜 コメント
この「サクラノカケラ」という曲は私にとって初めてのオリジナル曲だということもあり、以前デジタルシングルを出させていただいた時とはまた違った感覚を持って挑ませて頂きました。この曲を歌うと決まった時、未挑戦のものに挑戦することへの少しの不安と、初めての挑戦へのワクワク感に溢れていました。
「サクラノカケラ」を初めて聴いた時は、とても淡い色を纏った素敵な曲だな~という印象を受けました。けれど聴けば聴くほど思い出の中にある具体的な描写やちょっとした仕草が見えて来るようになり、最初の印象よりずっとずっと深い曲なんだな、思い出を綺麗に載せてくれる曲なんだな、と感じるようになりました。
この素敵な曲を皆さんと共有出来ることがとても楽しみで、とても嬉しく思っています。
皆さんの中にある、淡くて甘酸っぱくて色濃い思い出を、ゆっくりと載せる曲でありますように!