萩原利久と八木勇征(FANTASTICS from EXILE TRIBE)が主演を務める映像作品「美しい彼~special edit version~」の上映イベントが本日1月16日に東京・TOHOシネマズ池袋で行われた。
3月10日から1週間限定で全国21の劇場にて上映される「美しい彼~special edit version~」は、2021年11月よりMBS「ドラマ特区」枠で放送されたドラマ「美しい彼」の全6話を再編集した映像作品。凪良ゆうによるBL小説を実写化した本作では、周囲になじめない高校生・平良一成と、カーストの頂点に君臨する圧倒的カリスマ・清居奏の関係が描かれる。また4月7日には、ドラマの続編となる映画「劇場版 美しい彼~eternal~」が全国公開される。
上映イベントには萩原と八木の2名が登壇。「美しい彼~special edit version~」をまだスクリーンで観ていないという萩原に対し、八木が「実はスクリーンで観たの」と言うと荻原は「おええ!?」と目を丸くする。八木はそんな彼を笑顔で見つつ「スクリーンで観るとまたぜんぜん違って、音もすごいし、より世界観に入り込めると思いました」と語り、冒頭から2人はリラックスした様子でトークを展開した。
アジアをはじめとした世界各国での反響について、八木は「国内はもちろん、国境を越えて海外の方に届いているなと。言葉を超えて感じるものがあったのかなと思うと表現者としてはうれしいですね」と喜ぶ。横で聞いていた萩原は「びっくりしなかった? インスタ開いたら(コメントに対して)『おええ』って驚いた。だから、たくさんの人に観てもらえているという実感がすごくあって。そうするとより細かいところにこだわりたくなりますね。細かくやったらやったぶんだけ隅々まで見てもらえるので」と語った。
中国の授賞式「WEIBO Account Festival 2022」で萩原と八木、ドラマ国際コンクール「ソウルドラマアワード2022」で八木が表彰されたことについて、八木は「自分というより作品が評価されたと思っていて。キャストのみんなやスタッフ全員で作ったもので、さらに原作者の凪良ゆうさんがいてくださったからこその作品なので、ありがたいなという思いです」と謙虚な姿勢を見せる。萩原は「受賞のこともあって、なんだかんだこの1年、勇征にちょいちょい会ってたよね。2人でいろんな場所に行けてうれしかったです」と笑顔を浮かべた。
年末年始の過ごし方について聞かれると、八木は「僕はFANTASTICSとして1年中ライブしていて、大晦日もライブをして、『CDTV』で歌唱をして……新年1発目のお仕事は利久が見てくれていたみたいで、『見たよ!』と連絡がきました。あと僕は『逃走中』で利久が捕まるところを見た(笑)」というエピソードをゆったりと話して場内を和ませた。さらに司会者が2人の仲のよさについて触れると、八木は「お互い一緒にいるのが楽なんで、ずっとこの感じですね」と微笑んだ。
また本イベント内で、2月7日よりMBS、TBS「ドラマ特区」にてドラマのシーズン2が放送されることが明らかになった。八木は「シーズン1は2人がやっとくっついたところで終わったので。その後が見れます。ドラマのシーズン2を観るとさらに映画が楽しみになるんじゃないかと思います」とアピールした。
最後に司会者に2023年をどんな1年にしたいか問われ、萩原が2023年は趣味に没頭したいと宣言すると八木が「2023年もだろ!」とツッコみ、萩原は「じゃあ2023年も没頭します!」と改めて主張した。最後に八木が「ライブができる環境になったので本業のアーティスト活動で歌を届けたいのと、個人として役者活動にも挑戦していきたいです。そして『美しい彼』の世界観に浸れたらと思います」と語ってイベントは終了した。
(c)92023 劇場版「美しい彼~eternal~」 製作委員会、 (c)「美しい彼」 製作委員会・MBS、 (c)「美しい彼」 製作委員会S2・MBS