二宮和也(嵐)が主演を務める映画「アナログ」が今年秋に公開される。
「アナログ」はビートたけしが70歳で書き上げた自身初の恋愛小説が原作。手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟は内装を手がけた喫茶店・ピアノで謎めいた雰囲気の美春みゆきと出会う。自身と似た価値観を持つみゆきに惹かれた悟は意を決して連絡先を聞くが、彼女は携帯電話を持っていなかった。「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」というみゆきの言葉をきっかけに、2人は毎週木曜日にピアノで会うようになるが、みゆきは突然待ち合わせ場所に現れなくなる。主人公の悟を二宮が、ヒロイン・みゆきを波瑠がそれぞれ演じ、監督をタカハタ秀太が務める。この映画について二宮は「目まぐるしく変化する世の中ですが、いつの時代も“誰かを大切にする気持ち”の本質はとてもシンプルで変わらないのだと改めて気付かされる作品です」とコメントしている。
二宮和也(嵐) コメント
現場の撮影はクリエイティブな日々で、毎日現場に向かうのが楽しい日々でした。
目まぐるしく変化する世の中ですが、いつの時代も“誰かを大切にする気持ち”の本質はとてもシンプルで変わらないのだと改めて気付かされる作品です。
コロナ禍を経たからこそ感じることができる人と会うことの温かさと喜びを、ぜひ劇場で感じていただけると幸いです。
波瑠 コメント
脚本を読ませていただき、とても美しい物語に感動しました。今は会えなくても色々なことを共有できる世の中でとても便利なことですが、一緒にいることでこそ分かち合える喜びに鈍感になってしまったのかもと不安になります。
誰かと愛を育めることは奇跡そのものなのだと、この作品を通して実感しました。
是非、大切な人と観ていただけたら嬉しいです。
タカハタ秀太監督 コメント
「アナログ」が出版されてすぐ、これを二宮和也さんで映画にしたい!と切に思いました。
映画化をご承諾いただけたことは幸甚の至りです。
二宮さんと波瑠さん、初共演のふたりの撮影初日を見て、
まさに〈悟とみゆき〉を感じました。
原作本の帯に「愛するって、こういうことじゃないか?」とあります。
誰かを大切にする、とは何か……。
珠玉のラブストーリーを全ての世代にお届け出来ればと思います。
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