I WiSHと相原酒造の日本酒「雨後の月」のコラボレーションボックス「sakebox『.Story』」が誕生した。
これはしぼりたてのオリジナル日本酒の定期便サービスを提供する「株式会社日本酒にしよう」による新プロジェクト「.Story」の第1弾企画アイテム。「.Story」は、「お酒を飲まない方に日本酒の魅力を知って欲しい」「日本酒が好きな方にも新しい感動を届けたい」という思いからスタートした日本酒業界応援プロジェクトで、「著名人×日本酒のストーリーというコンセプトで感動のSAKE体験をお届けする企画」が展開される。
「.Story」第1弾企画となるI WiSHと雨後の月によるコラボレーションボックスは、雨後の月210ml、チョコレート、小冊子、コラボ限定キーホルダーがセットになったもので、I WiSHの音楽と雨後の月に共通する「透明感」を体感できる内容に。うぶごえでは3月31日までクラファンを実施しており、返礼品にはコラボボックス「.Story」のほか、I WiSHのnaoによる直筆お礼ポストカード、I WiSHとのランチ招待権、naoから即興曲のプレゼント権などが用意されている。
naoは愛飲歴20年の日本酒好き。彼は2003年2月14日にデビューした際にnaoが大学生、ai(川嶋あい)が高校生だったことや、デビュー曲「明日への扉」がヒットした思い出などを回想しつつ、今回のコラボについて「優しい口当たりと優しい音楽をご堪能いただけたら幸甚です。ぜひ、一人でも多くの方にそれぞれのストーリーを知っていただき、日本酒と共に心に残る時間を過ごしていただけますと幸いです」とコメントしている。
株式会社日本酒にしよう 高岡麻彩CEO コメント
かつては4,000蔵ほどあった酒蔵が、今では1,000蔵ほどになってしまった日本酒業界。コロナの影響を受け、更に厳しさを増す酒蔵もあります。周りを見渡すと、若い人はそもそもお酒を飲まなかったり、日本酒に出逢ったことがない人がたくさんいる。私自身、酒処と言われる京都で生まれ育ったにも関わらず、周囲に日本酒好きな人がいなかったばかりに、長らくその魅力に気づかずにいました。
しかしある時、偶然のご縁がきっかけとなり、あれよあれよという間に日本酒にハマってしまい、酒蔵へ見学へ行ったり、蔵人にお話を聞いたりする機会が増えていきました。「我が子を育てる様に日本酒に向き合っています」「お酒造りは98%掃除なんですよ」そんな話を聞くたび、蔵人のパッションに心がじーんと感動するんです。
もしかしたら、私のように”きっかけ”さえあれば、日本酒を好きになる人が増えるかもしれない。そんな期待を胸に、今回のコラボレーション企画をスタートしています。
nao(I WiSH)コメント
かねてから私は日本酒が大好きで、愛飲歴はそれこそ20年ぐらいになります。
「I WiSH」が2003年2月にデビューした当時、私は大学生、aiは高校生でした。aiの才能を信じ、ほぼ寝ない日々を約1年半、明け方まで曲を作り、昼は大学に行き、夜は路上ライブの手伝い、そんな生活でした。苦難の道もありましたが、そこから「明日への扉」という曲でデビュー。いきなりオリコン1位を獲得することができました。aiと二人で涙を流したことを覚えてます。
変わるもの、変わらないもの、時代と共に進化し、また深化する日本酒造りは、私の中で音楽創作とつながるものがあり、今回コラボレーションできたことをとても嬉しく思っております。優しい口当たりと優しい音楽をご堪能いただけたら幸甚です。ぜひ、一人でも多くの方にそれぞれのストーリーを知っていただき、日本酒と共に心に残る時間を過ごしていただけますと幸いです。
相原酒造株式会社 相原準一郎代表取締役 コメント
コラボレーションを構成する日本酒として選定いただきました事に深く感謝いたします。
「雨後の月」は私の祖父2代目相原格(いたる)が、明治の文豪徳富蘆花の「自然と人生」の短編題から命名したものです。
雨という字が入っているせいか、昭和50年代の普通酒全盛のころは祝い事に使いにくい名前だと言われたこともありました。
「上品、美しい、透明感」を酒質とするお酒にしようと造りから貯蔵に至るまで一気通貫で行い続けた結果、良い酒だ、良い酒名だと言っていただけるようになりました。「雨後の月」には、澄み切った空に浮かぶ明るい月の様に、飲まれた方の食卓を明るくしたいという思いが込められています。今回の企画を通して、共に輝きが増し、皆さまが楽しく豊かな気持ちになっていただければ幸いです。