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川谷絵音がhuluオリジナル作品「ゼロの音」で映画初主演、病を抱えるチェリスト役

左から萩原みのり、老山綾乃監督、川谷絵音。(c)HJホールディングス
約2年前2023年04月11日 23:02

川谷絵音(indigo la End、ゲスの極み乙女、ジェニーハイ、ichikoro、美的計画、礼賛)が萩原みのりとともにhulu初のオリジナル映画「ゼロの音」で主演を務める。

「ゼロの音」は「Hulu U35 クリエイターズ・チャレンジ」第1回でグランプリに輝いた老山綾乃が監督を務める長編作品。病によって音楽の道を絶たれた青年が、憧れの人の死をきっかけに人生を見つめ直す。

川谷が演じるのは、局所性ジストニアと診断されたチェリストの大庭弦。川谷は2018年放送のドラマ「恋のツキ」で演技に初挑戦したものの映画で主演を務めるのは本作が初で、「一番は監督の手紙です。直筆の手紙をいただいて、これはちゃんとやらないといけないと思いました。また、楽器を扱う作品だったことと、ジストニアという自分の身近にある題材を描いていたので、やってみようと思いました」と出演への思いを語っている。また大庭を演じるうえでの苦労や役柄について「『感情を抑えてください』と現場で何度かいわれて、心を見せない役柄なので、感情を出さないように演技をするのが大変でした。監督が、アテ書きとおっしゃってくれていますが、僕の中にあるものが形になったのかなと、共感する部分が多かったです」とコメントしている。「ゼロの音」は4月27日にhuluで配信がスタート。

川谷絵音 コメント

一番は監督の手紙です。直筆の手紙をいただいて、これはちゃんとやらないといけないと思いました。また、楽器を扱う作品だったことと、ジストニアという自分の身近にある題材を描いていたので、やってみようと思いました。チェロは、撮影に入るまで毎日弾いていました。かっこいい海外のチェリストを見つけて、その人の動画を見て参考にしたりしました。監督からの演出に関して「感情を抑えてください」と現場で何度かいわれて、心を見せない役柄なので、感情を出さないように演技をするのが大変でした。監督が、アテ書きとおっしゃってくれていますが、僕の中にあるものが形になったのかなと、共感する部分が多かったです。現場のあたたかい空気感が映像に反映されていると思うので、気負わずに観てもらえればと思います。

萩原みのり コメント

いただいた脚本のラストシーンが好きで、このシーンを演じてみたいというのが一番大きかったです。また、川谷さんが主演と伺って、良い意味でどんな感じになるのか想像ができなくて、是非この作品に参加したいと思いました。川谷さんとは行きの車から帰りの車まで、休憩中もずっとお話しをしていました。その時間のお陰もあって、撮影の時間だけでは埋められない、川谷さん演じる弦さんと自分が演じるいととの距離の詰め方というか、関係性を自然と作ることができたと思います。たくさんの人の優しさが詰まっている作品です。観終わった後に、周りの人に優しくできたり、誰かのことを大事に思ったり、やさしさが伝染するように広がっていくと嬉しいです。

老山綾乃監督・脚本 コメント

繊細に物語を捉えて、大胆に演じ、何より上国料いとという人物を愛してくれた萩原さん。
なんてことないみたいな顔をしながらも、チェロもお芝居も全力で応えてくれて、作品を力強く引っ張ってくれた川谷さん。
ラストシーンは萩原さんと川谷さんのアイデアで、脚本にはない終わり方を迎えました。ほんの些細なことだけど、弦にとっては非常に大きな意味を持つ終わり方になりました。チェロを抱きしめる川谷さんをみて、川谷さんにしか「弦」は演じられないと思いました。それに、萩原さんにしか「いと」という人物は捉えられなかったと思います。2人に演じてもらえたことが、脚本・監督の私にとって最大のしあわせでした。ありがとうございました。

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