神はサイコロを振らないが、4月23日よりTBS系で放送される日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」の挿入歌として新曲「修羅の巷」を書き下ろし提供した。
「ラストマン-全盲の捜査官-」は福山雅治演じる視力を失ったFBI特別捜査官・皆実広見と、大泉洋演じる由緒正しい“護道家”のサラブレッドである警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗がバディを組んで難事件に挑んでいくドラマ。2人を支えるチームメイト役として永瀬廉(King & Prince)、吉田羊、今田美桜、松尾諭、今井朋彦、奥智哉らが名を連ねている。
「修羅の巷」はロックナンバーで、サウンドプロデュースは亀田誠治が担当した。柳田周作(Vo)はこの曲について「スケールの大きなアンセム的アプローチで攻めたバンドサウンドの一方で、ボーカルは内省的で深く深く堕ちていく様を歌い上げ、逆境と孤独の中で必死にもがく一人の人間を表現しました」とコメント。亀田は神サイについて「僕はデビューのときから注目していた。ボーカル柳田周作の唯一無二の歌声と楽曲が、そして塊のようなバンドサウンドが、パンデミックの閉塞感にもがく僕の日常の希望の光だったのだ」と語っている。
「修羅の巷」はドラマの第2話の放送日である4月30日に配信リリースされる。また9月27日にリリースされる神サイの2ndフルアルバム(タイトル未定)に収められる。
柳田周作(神はサイコロを振らない)コメント
無骨且つ艶やかさも兼ね備えたサウンドは神サイらしさ満載でありながら、グリッドの中で完結されがちな現代音楽とは対照的に、バンドならではの生のグルーヴや生きた音、熱量を体現するべく、オケレコーディングはメンバー4人での一発録りに挑戦しました。スケールの大きなアンセム的アプローチで攻めたバンドサウンドの一方で、ボーカルは内省的で深く深く堕ちていく様を歌い上げ、逆境と孤独の中で必死にもがく一人の人間を表現しました。
どんな時代であれ環境であれ、心だけは搾取されてはいけない。
マイノリティや社会的弱者が、勇気を持って立ち向かっていけるきっかけになってくれたら嬉しいです。
TBS編成プロデュース・東仲恵吾 コメント
今回は、柳田さん、亀田さんと話し合いを重ねて、『ラストマン』に込めたメッセージを伝えさせてもらいました。その後、度重なる試行錯誤を経て、これぞ!という曲を完成してもらいました。
この曲がバディの痛快さを後押ししてくれると思います。ドラマとあわせてぜひお楽しみください。
亀田誠治 コメント
神はサイコロを振らない(神サイ)に僕はデビューのときから注目していた。ボーカル柳田周作の唯一無二の歌声と楽曲が、そして塊のようなバンドサウンドが、パンデミックの閉塞感にもがく僕の日常の希望の光だったのだ。そんな僕に「神サイが歴史あるドラマ枠の楽曲を書き下ろすので力になってくれないか?」というオファーが舞い込んだ。出会ってしまった。僕らは台本を読み込み、番組プロデューサーと会話を重ねながらこの「修羅の巷」を作り上げていった。無様でもいい、自分の限界を突破しよう。この力強いメッセージが、パンデミックがあけゆく今、お茶の間に鳴り響くことに運命を感じるのだ。
TBS系「ラストマン-全盲の捜査官-」
2023年4月23日(日)21:00~21:54