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Negiccoおなじみ八木橋百貨店で本格再始動、通常営業ゆるふわイベントで完全復活アピール

新潟・古町の地理をジェスチャーで表現しようとするNegiccoと熊さん。
11か月前2023年04月30日 9:07

Negiccoのトーク&ライブイベント「ゴールデンウィークの八木橋百貨店で感謝祭 2023(祝!20周年)」が、昨日4月29日に埼玉・熊谷のデパート八木橋百貨店の8階カトレアホールにて行われた。

メンバー全員が2022年に出産を経験し、現役アイドルにして一児の母となったNegicco。今年7月のデビュー20周年に向けて3人での活動を再開させた彼女たちは、過去にたびたびライブを行ってきたゆかりの地・八木橋百貨店カトレアホールを復帰ステージの場に選んだ。4月1日には新潟の盟友・RYUTistのステージにシークレットゲストとして登場し、8日にはNao☆のバースデーライブにMeguとKaedeがゲスト出演する形で3人集合した姿を見せていたが、正式な復帰はこのイベントから。ファンの期待も膨らむ中、Negiccoは過去の八木橋百貨店でのイベントと同様、ユルさ全開のステージでNegiccoらしさを存分にアピールした。

3人の登場を前に、まずはNegiccoとともにイベントを作り上げてきた八木橋百貨店の宮地豊氏が軽妙なトークで会場を温める。宮地氏はすでに定年を迎えているが、シニアアドバイザーという形で八木橋百貨店に残り、地元出身のアーティストやかつて百貨店の地下にあったライブハウス・木偶瘖堂ゆかりのアーティストなどを招いて魅力的な音楽イベントを手がけている。そしていよいよNegicco登場、と思いきや、ステージに上がったのはマネージャーの“熊さん”こと所属事務所EHクリエイターズの設立者・熊倉維仁氏。旧知の中である宮地氏と熊さんはしばらく主役不在のままトークを繰り広げたのち、Negiccoの3人を呼び込む。宮地氏と入れ替わりでステージに登場したNao☆、Megu、Kaedeは大きな拍手で迎え入れる観客の熱気に「すごい!」と驚きつつ「こんにちねぎねぎー」とおなじみの挨拶で声をそろえた。

そのままステージに残っている熊さんは「なんで俺が出てきたかというと」と、このあと始まるトークパートの趣旨を説明。Negiccoが20周年に向けて活動を再開し、さまざまなライブが控えている中、熊さんは「新潟に来たらぜひ行ってほしいオススメの店」を紹介したいのだという。熊さんがスライドショーの準備をしていると、EHクリエイターズの雪田容史氏が密かに用意していたサプライズ動画を再生。Negiccoが注目されるきっかけとなったGyaO!の配信番組「勝ち抜き!アイドル天国!! ヌキ天」で共演したブラザートム(バブルガムブラザーズ)からの20周年を祝うメッセージが流れ、メンバーは驚きつつも喜びの声を上げた。そしてトークはスライドを使いながら熊さんが次々とお店を紹介する形で進行。メンバーは補足やツッコミを入れつつゆるやかなおしゃべりを展開する。事務所の近くにある熊さんオススメの「にいがた『銀花』もくきんど」の話題になると、メンバーと熊さんは「あの信号を渡って……」「ここに人情横丁があって」など口頭で説明するが、新潟から来た観客は数人しかおらず、ほとんどの観客には伝わらない。するとMeguが「じゃあ体で説明しようか」とおもむろに立ち上がり「事務所はここ。で、横断歩道を渡ってここ」と説明を始めるが、メンバーと熊さんも余計に混乱してしまう。最終的には4人がかりのジェスチャーで表現し、観客のほとんどがキョトンとする中、強引に話をまとめた。

熊さんとメンバーがそれぞれのオススメを紹介したあとは抽選会が行われ、八木橋百貨店が用意した熊谷Tシャツ、熊さんが用意した燕三条のフライパン、メンバー各自のプレゼントなどが観客に贈られた。そしていよいよライブコーナーへ。まずはKaedeが1人でステージに上がり、ソロ曲「さよならはハート仕掛け」を歌う。続いてMeguが「ねこの夢」、Nao☆が「悠久の星」とそれぞれソロを1曲ずつ披露。再び3人でステージに集まると、新潟在住のNegiccoプロデューサー・connieが作詞作曲した新潟愛あふれるナンバー「グッデイ・ユア・ライフ」で優しくハーモニーを重ねた。和やかかつ自由度の高いMCはブランクを一切感じさせない通常営業。唐突にウェーブを要求した挙げ句収集のつかないダンスを踊るNao☆とMeguをただ見守るKaede、という懐かしい光景に場内は大いに和んだ。

Negiccoは続いて「I Am A Punk!」「相思相愛」を連続でパフォーマンス。左右に手を振るメンバーの動きに合わせ、観客は緑と白のネギライトを振る。「She's Gone」では主旋律とコーラスをしっかり聴かせる3人のハーモニーが場内に広がり、「自由に」ではNegiccoも観客もタイトル通りの自由なダンスを踊って不思議な一体感を作り上げた。最後に歌われたのは岩里祐穂作詞の「RELISH」。春にぴったりなポップチューンでライブパートが締めくくられると、再び熊さんが登壇し「20周年、スタートしました。よろしくお願いします。いやあ、いろいろありますから。今年はがんばりましょう」と、メンバーに一本締めを提案する。メンバーと熊さんは「よー、ポンで。どうしよう?」「ポポポン、ポポポン」などしばらく一本締めの発声を練ったのち、「20周年目指してがんばるぞー、おー! よーっ」とNegiccoの3人で声を上げ、メンバー、熊さん、観客で大きな手拍子を1つ打った。

Negiccoはこのあと5月19日に東京・武蔵野公会堂でアコースティックライブ「二十葱、武蔵野。-アコースティック-」を開催。7月23日に新潟・新潟県民会館 大ホール、8月13日に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて、結成20周年のアニバーサリーライブ「Negicco 20th Anniversary Live ~MY LIFE is Negicco~」を行う。

Negicco「ゴールデンウィークの八木橋百貨店で感謝祭 2023(祝!20周年)」2023年4月29日 八木橋百貨店8Fカトレアホール セットリスト

01. さよならはハート仕掛け / Kaede
02. ねこの夢 / Megu
03. 悠久の星 / Nao☆
04. グッデイ・ユア・ライフ
05. I Am A Punk!
06. 相思相愛
07. She's Gone
08. 自由に
09. RELISH

Negicco「二十葱、武蔵野。-アコースティック-」

2023年5月19日(金)東京都 武蔵野公会堂

Negicco 20th Anniversary Live ~MY LIFE is Negicco~

2023年7月23日(日)新潟県 新潟県民会館 大ホール
2023年8月13日(日)東京都 LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)

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