本日12月1日に発売された雑誌「BRUTUS」最新号で、「アイドルって?」と題した特集が組まれている。
特別な衣装を着てステージに立ち、歌い踊るアイドルたち。この特集では、時代の変化とともに姿を変えてきた“アイドルという存在”をプロデューサー、作曲家、作詞家、コレオグラファー、衣装デザイナー、ボーカル講師といったアイドルを支えるさまざまなクリエイターの視点から多角的に分析。「何をもってアイドルと呼ぶのか?」「誰のための表現なのか?」「アーティストとの違いは?」といった問いに迫る。
表紙に写るのは、今年行われたライブ「FRUITS ZIPPER 3rd ANNIVERSARY 超めでたいライブ -さん-」でお披露目された、FRUITS ZIPPERの“ケーキ衣装”。松本かれん(FRUITS ZIPPER)が着用したものとなっている。また本誌のインタビューにはKAWAII LAB.総合プロデューサーである木村ミサが登場し、各グループのプロデュース手法や、KAWAII LAB.が掲げる“理想のアイドル像”について語られている。
またプロデューサーが語る“アイドル論”という切り口のインタビューには、昨年に会社J-pop Legacyを設立しジュニア育成に力を注ぐ大倉忠義(SUPER EIGHT)、でんぱ組.incを手がけたのち現在はきゅるりんってしてみてのプロデューサーを務めるもふくちゃん、i-dleの統括プロデューサーを務めるソヨン、fishbowlを手がけるヤマモトショウ、Negiccoの音楽プロデューサー・connie、セルフプロデュースに長ける戦慄かなの(femme fatale、悪魔のキッス、ZOCX)が登場。そのほか衣装デザインの細部に宿るこだわりを追った「アイドル衣装の解体新書。」という企画が掲載される。
さらに、裏でアイドルを支える人々だけでなく、アイドル本人たちの考えに迫る企画も充実。“アイドルらしくないアイドル”としてシーンの常識を塗り替えてきた佐々木彩夏(ももいろクローバーZ)によるアイドル論、超ときめき♡宣伝部が今の時代における効果的な“宣伝”をテーマに語り合う座談会をはじめ、牧野真莉愛(モーニング娘。’25)らが語るハロプロ研修生について、坂道シリーズのクリエイティビティに迫る記事も掲載されている。そのほか、曽野舜太(M!LK)、HANANO(BiTE A SHOCK)、酒井一圭(純烈)、いぎなり東北産、REIRIEが登場する。
また付録としてBOOK IN BOOK「MY IDOL SONG PLAYLIST」を封入。現役アイドルが自身にとって特別なアイドルソングを紹介している。参加者は、安本彩花(私立恵比寿中学)、アイナスター(KiSS KiSS)、天野ひかる(ARCANA PROJECT)、文坂なの、苺りなはむ、古瀬直輝 (OCTPATH)、かてぃ、金澤亜美(僕が見たかった青空)、古正寺恵巳(MAPA)、スターキングデリシャス(りんご娘)、内山結愛(RAY)、空詩かれん(iLiFE!)、寺本理絵(可憐なアイボリー)、hana(lyrical school)、日向ハル(フィロソフィーのダンス)、ヨシアキ(ONSENSE)、ユメノユア(GANG PARADE)、夜乃マユミ(0番線と夜明け前)の18名。
また、Juice=Juiceが「『ひとりで生きられそう』って それってねえ、褒めているの?」「盛れ!ミ・アモーレ」を一発撮りで披露した「THE FIRST TAKE」の舞台裏に密着した記事も収録。BRUTUSのYouTubeチャンネルでは「Juice=Juiceの『THE FIRST TAKE』ができるまで。」と題した動画コンテンツが公開されている。
これらのほか表紙には衣装デザイナーの茅野しのぶと市野沢祐大、アイドルへ楽曲提供を行う玉屋2060%(Wienners)や岡嶋かな多、そして朝井リョウ、奈良美智といった人物の名前が並んでいる。
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