SEKAI NO OWARI、高畑充希が本日5月10日に東京都内で行われたキリンビールによる「氷結ブランド戦略発表会」に出席した。
「キリン 氷結」シリーズのリニューアルにあたって実施された本日の発表会では、SEKAI NO OWARIと高畑が出演する「氷結」の新テレビCM「CLUB氷結 曲を作ろう篇」がお披露目され、2組によるトークセッションが繰り広げられた。
5月15日に放送がスタートする「CLUB氷結 曲を作ろう篇」ではSEKAI NO OWARIが新CMソング「ターコイズ」を高畑とともにセッションし、「氷結」で乾杯する。「氷結」をずっと飲んでいたというSaori(Piano)は「CMに出演できて光栄です。もともと母が『氷結』の大ファンで保冷バッグに入れて持って来るんです。母もきっと喜んでいると思います」と微笑み、DJ LOVE(DJ)は「こういう場に慣れていないので緊張しています」とそわそわ。高畑は「メンバーさん全員との共演は初めてで、Fukaseさんは映画(「キャラクター」)で共演したときにナイフを持って追いかけられました……。今回はさわやかな現場で、テレビで観ていたミュージシャンとしてのSEKAI NO OWARIさんと共演して、一緒に音楽を奏でる場に参加させていただいたのは新鮮で楽しい体験でした」と撮影を振り返る。
「これがいつもの僕です!」と強調したFukase(Vo)は「高畑さんとご一緒するとわかって『えー、どうしよう、この前刺したばっかなのに』と思って」とこぼしつつ、「監督から『サビの途中で高畑さんと目を合わせながら歌ってほしい』と言われて『きたー! これは照れるやつだ』と思って、そこが僕の難所でした。いつも目を合わせてるのはメンバーなので。本番では高畑さんを通して遠くを見るようにして歌いました」と明かした。DJ LOVEも「見た目がこういう感じなので恐がられるのかなと思ったんですけど、和やかに撮影できてよかったです」と高畑との共演について触れ、できあがったCMを観たSaoriは「『たのしいほうが、おいしいよ。』というCMのキーコピーが私たちにすごく合っていて、普段から仲間たちと楽しくお酒を飲んでいるので、私たちらしいCMに仕上げていただいたなと思いました。そこに高畑さんが入ってくださってうれしかったです」と声を弾ませた。
CMソング「ターコイズ」の話題になると、Nakajin(Sound Produce, G)は「シンプルなバンド編成で作り上げました。もともと勢いのある曲だったので、それを生かしました」とこだわりを述べる。Fukaseは制作過程に関して「メンバーとごはんを食べたりお酒を飲んだりすることがよくあって、メンバーの子供もいてにぎやかな会をすることが多いんですけど、明るくて爽快感のある場で映える楽曲がいいなと思って、実際にみんながごはんを食べているリビングで作曲したのを覚えています」と裏話を語り、「去年は性格の悪い歌詞が多くの方に広まったので『こんなにさわやかな歌詞も書けるんだぞ』と思っていただきたいです(笑)」と念押しした。
「ターコイズ」の制作秘話については高畑も興味津々で、「めちゃくちゃさわやかだなと思いました。お気に入りのフレーズはありますか?」と自ら質問。Fukaseが「もともと水族館が好きで、そこで『マリンスノーってこういうものなんだな』と知ったので歌詞に入れたいなと思って、今回実現したのでその部分が気に入っています。歌詞に関してはサラサラっと書けたなと思います」と回答すると、「ただのファンみたいになっちゃったけど、質問できてうれしいです」と顔をほころばせた。
(c)「氷結ブランド戦略発表会」