小西遼によるソロプロジェクト・象眠舎が、5月17日に2年4カ月ぶりのニューシングル「あのうたがきこえる(feat. Ema & 吉田沙良[モノンクル])」を配信リリースする。
「あのうたがきこえる」は、吉田沙良(モノンクル)とEmaをフィーチャーした1曲。人との別れをテーマに8年前に作曲された本作は、象眠舎のライブではすでに演奏されており、ファンはもちろんのこと、共演者からも音源化を熱望されていた。レコーディングには小西、吉田、Emaのほかに、中島優紀(Violin)、関口将史(Cello)、原元由紀(Bassoon)、真砂陽地(Tp)、石川広行(Tp)、高井天音(Trombone)、高木大丈夫(G)、佐藤浩一(Piano, Fender rhodes)、マーティ・ホロベック(B)、菅野知明(Dr)といった面々が参加している。
象眠舎のYouTube公式チャンネル、Twitter公式アカウントでは「あのうたがきこえる」のティザー映像を公開中。
小西遼 コメント
象眠舎、これからいくつかの音源をリリースします。
第一弾は「あのうたがきこえる feat. 吉田沙良(モノンクル) & Ema」です。
この曲を、最高に素敵なシンガーふたりと録音できたこと、
日本最高峰の音を作る仲間たちと練り上げて作れたこと、
本当に誇りに思います。やっとお届けできます。
去年スタジオに入ってから一切の妥協なく、丹念に仕上げました。
良かったら、ぜひ聴いてみてください。
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僕らはいつも出会いと別れを繰り返し、
苦しみながらも、諦めることなく生きてきました。
音楽は、そんな僕らに寄り添うささやかな伴侶です。
挫けそうな時に、時には烈しく鼓舞し、
また時には柔らかな毛布のように心を温めてくれる。
この曲は、そんな優しさに溢れています。
ステージに立つ度に別れを告げた仲間たちへ想いを馳せ、
それからいつも、こう考えてしまいます。
「振り向けば、まだそこにいるような気がする。」
きっといるんだ、僕らがそう感じるときには。
いつもの街角で、また、あのうたがきこえますように。
象眠舎 主宰
小西遼