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キスマイ千賀健永の個展が本日オープン、メンバーの反応に期待「褒めてもらいたいです」

千賀健永(Kis-My-Ft2)
1年以上前2023年05月18日 23:04

千賀健永(Kis-My-Ft2)の初の個展「FiNGAiSM」が本日5月19日から6月4日まで東京・表参道ヒルズ スペース オーで開催。これを記念して、昨日18日に同会場で会見が行われた。

これまで千賀は個人のライフワークとしてiPadを使ったデジタルアートや手描きのアートなどを手がけてきた。彼にとって初の個展のコンセプトは、ジャニーズ事務所公式モバイルサイト「Johnny's web」内の個人ブログ「Sengaism」と、千賀発案のオリジナルキャラクターFiNGAを掛け合わせた“FiNGAiSM”。本展では千賀自身が制作したFiNGAの立体フィギュアや自作のスニーカーなど、110点以上の作品が展示されている。

千賀は自身でデザインした服を着用して登場し、「1人でこうやって会見することがなかなかないので……しかも表参道ヒルズで」と緊張した面持ち。「そもそも絵を描く出発点は?」と尋ねられると「小学生の頃でした。おばあちゃんが印刷会社をやってまして、紙がたくさん置いてあったんです。その紙を使って、目の前で仕事をしているおばあちゃんや、ご飯を食べているおばあちゃんをすごく描いていました。昔から絵を描くことは好きでしたね」と振り返り、「おばあちゃんはその絵をすごく喜んでくれて。おばあちゃんの寝室に僕が描いた絵が飾られていて、どんどん増えていくんです。それが僕はうれしくて描き続けました」とほほえんだ。

千賀が本格的にキャンバスに向かって絵を描くようになったのは、コロナ禍のことだという。千賀は「外出できなくなったときに何かお家で楽しめることはないかと考えて。絵を描くことは好きだけど、キャンパスに向かって絵を描いたことはないなと。思い切ってキャンバスと絵の具を買いました。アクリルだったり、油絵を。僕は1回やり始めると没頭してしまうタイプなので、そこからは毎日絵を描く時間を作っていました」と話す。また彼は個展開催のきっかけについて「個展をやってみたいと思ったのは絵を描き始めてから割とすぐでしたが、自分の中でのクオリティと、お金のこともあったので、自分から口に出すことは少なかったです。でも、うちのメンバーが僕の絵を描いてる姿をよく見てくれていて、『いつか千賀に個展をやってもらいたい』とテレビとかいろんな媒体で話をしてくれて。それがなかったら個展もできていなかったと思うし、メンバーには本当に感謝しています」と述べ、「うちのメンバーはみんな本当に優しいので、メンバーが叶えたい夢があったら一生懸命背中を押してくれる。そうやって支え合って今日までやってきたグループなので」と顔をほころばせた。

会場エントランスの壁面には、オリジナルキャラクターFiNGAの64体の立体フィギュアを展示。千賀は立体造形の制作監修と一部フィギュアの彩色を手がけている。また会場の中央にはリュリュ、コジー、グンデ、ミロと名付けられた4体の等身大FiNGAが設置されており、4体それぞれの個性豊かな性格も記されている。千賀はFiNGAの誕生経緯について「このキャラクターの顔は指のような形になっていまして。僕は昔からキスマイの振付をさせていただいているんですけど、ジャニーズの振付は、手を使った動きが印象的だと思ってるんです。キスマイは『キス』に掛けた振付も多くて。そういう手の振付というところから、FiNGAくんの顔が生まれました」と説明。それぞれのFiNGAの性格については「自分の性格もけっこう投影しています。あと、メンバーとのやりとりの中で生まれた性格もありますね。抜き取って入れました」と話し、司会者に「泳ぐのが得意だけど風邪をひきやすいというのは?」と問われると「僕に近いと思います」と明かした。

千賀はFiNGAのイメージについて「アイドルを作りたいというところから始まったんです。それはカッコいい男の子だったりかわいい女性だったりということではなく。愛嬌のある存在を作りたいというところからFiNGAくんが生まれました」と話す。さらに千賀は「『愛嬌ってなんだろう?』と思ったときに、他人に見せないような家でだらだらしてる瞬間だったり、ダメってわかってるけどポテトチップスに手を伸ばしてしまう瞬間だったり、人間に垣間見えるそういう瞬間がすごく愛嬌があるなと思ったんですよ。そういう存在をフィギュアにしたいと思ったので、姿勢もまっすぐじゃなくてちょっと猫背になっちゃってる。だらしなさって愛嬌だなと僕は思っていて、そこをすごく意識しました」と言葉を続け、「芸能人で言うと、とにかく明るい安村さんかな。安村さんのように世界に羽ばたけるようにがんばりたいなと思います」と意気込んだ。

また会場には千賀がイチから作り上げたオリジナルスニーカー5点が展示されている。千賀はポストミシンを使用して生地を縫い、靴職人と同じ流れでシューズを制作したという。「メンバーに靴は見せたんですか?」と尋ねられた千賀は「『自分で作ったよ』と紹介するのは恥ずかしくてなかなかできていないんです。個展で『実はこれ、作った靴なんだよね』っていうこと知ってもらえたらな」と目を輝かせる。メンバーからはすでに「個展に行きたい」と声をかけられているそうで、「どんな反応がくるんでしょう?」と司会者に聞かれると、千賀は「褒めてもらいたいです。褒めてもらえたらうれしい」とはにかみながら素直な思いを口にした。

最後に千賀は「絵だけではなく、壁だったり、会場の世界観をイチから作り上げたので、没入感というか、皆さんにFiNGAiSMの世界に浸るような感覚になっていただけたらすごくうれしいです。今回は写真や動画を撮れるスペースもたくさんあるので、思い出をたくさん作って帰っていただけたらなと思います」と語る。そして「何か話し忘れたことはないですか?」と司会者に尋ねられると、「(個展の)インスタもやっているので、ぜひフォローをお願いします」と最後までアピールを欠かさなかった。

「千賀健永展『FiNGAiSM』」

2023年5月19日(金) ~ 6月4日(日)東京都 表参道ヒルズ スペース オー
OPEN 11:30 / CLOSE 20:00
※最終入場19:00
※時間指定入場制

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