JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイト「ジョイオンプー」LINEスタンプ販売中

ももクロ佐々木彩夏「AYAKA NATION」声出し解禁で降り注いだ「あーりん」コール

佐々木彩夏「AYAKA NATION 2023 in YOKOHAMA Arena ~FRIENDS~」の様子。
2年以上前2023年05月22日 15:01

佐々木彩夏(ももいろクローバーZ)が5月21日に神奈川・横浜アリーナでワンマンライブ「AYAKA NATION 2023 in YOKOHAMA Arena ~FRIENDS~」を開催した。

2016年以来、佐々木が毎年セルフプロデュースで行なっているソロコンサート「AYAKA NATION」。今回のサブタイトル「FRIENDS」とは佐々木がこれまでともに時間を過ごしてきたおもちゃを意味しており、昨日のライブでは彼女がさまざまなおもちゃと一緒にパフォーマンスを繰り広げた。

サイリウムが放つピンク色の光で染まる客席。ライブは最新曲「ジョイフルワンダーランド」で幕を開け、白いドレス姿で登場した佐々木はあーりんバンド(佐々木のバックバンドの呼称)の生演奏に合わせて可憐な歌声とダンスを届ける。続いてプニノフ(佐々木ファンの呼称)の手拍子に乗って「L.O.V.E」を披露し、ステージを縦横無尽に動き回りながら「ショービズ」を歌い上げた。

暗転してスクリーンに映し出されたのは、ベッドールームでくつろぐ佐々木。彼女がぬいぐるみ「うさぁーりん」を愛でていると、突如その目からピンク色の光線が照射される。予想外の展開に客席が困惑と笑いに包まれる中、あーりんバンドは演奏を再開。最新曲「きらりんっ!」が披露され、佐々木のキュートなパフォーマンスに大きな歓声が上がった。

水分補給をする間にも細かな演出が用意されており、車掌に扮した岡安章介(ななめ45°)が「現在あーりんは水分補給中でございます。間もなく発車となります」とアナウンス。「うさぁーりん」と同じ姿に変貌した佐々木はトロッコに乗り込み「宙飛ぶ!お座敷列車」を歌い上げる。「あーりん!」という客席からの熱烈なコールに、佐々木は繰り返し投げキッスで応じた。

再びVTRの時間がスタートするとスクリーンにバービー人形が映り、バービーに扮した佐々木が、小島はな(AMEFURASSHI)演じるバービーの恋人・ケンとともに現れる。ブラスセクションの華やかな音色で彩られた「My Cherry Pie(小粋なチェリーパイ)」を経て、ロカビリードレスを身にまとった愛来、鈴木萌花、市川優月というAMEFURASSHIのほかのメンバーもダンサーとして加わり「My Hamburger Boy(浮気なハンバーガーボーイ)」が披露された。そんな賑やかな空気はロックナンバー「MORE WE DO!」で一変。佐々木は力強い歌声で圧倒的な存在感を放ったのち、自身が総合プロデュースを務める浪江女子発組合の楽曲「ロマンスはエチュード」を届けた。

バックダンサーによる幕間パフォーマンスを挟み、佐々木は蛍光グリーンのスカートに身を包み再登場。「Lady Cat」「Bunny Gone Bad」でクールなダンスを披露した。「CONTRADICTION」のイントロが鳴り響くと「うりゃおい!」「あーりん!」というプニノフのコールが轟き場内のボルテージは急上昇。佐々木はそこに「キューティーハニー」を畳みかけ、艶っぽい歌声で観客を魅了する。さらに「BIONIC CHERRY」「Majoram Therapie」が投下されるとアリーナは大歓声に包まれた。

スクリーンに映し出されるこの日のライブ映像。それは逆再生され、冒頭のシーンまで巻き戻っていく。再び最初の衣装に身を包み現れた佐々木は「月と銀紙飛行船」「空でも虹でも星でもない」をしっとりと歌い上げた。「いつか商品化したいあーりん印のおもちゃたち」と題した幕間映像がスタートすると「あーりんキューブ」「ぷにぷにテトーリン」「およげ!あーりん」「プニQ」「ももいろガーZ」に続き「食べれるあーりん将棋」の紹介VTRになり、唐突に始まる将棋の対局。「3三金(さんさんきん)」が連呼されるうちに「ささき」に変化し「あーりんは反抗期!」のイントロが鳴り始める。なだれ込むように再開されたライブにプニノフは笑みをこぼし、佐々木も楽しそうにパフォーマンスを届けた。

ここで満を持して語り出す佐々木。MCを一切挟まずに進行してきたこの日のステージを振り返り、彼女はリラックスした様子で「こうやってみんなの佐々木コールとかあーりんコールとかを聞けると、帰ってきたなあって感じがしますね」と話した。「あーりんはあーりん♡」「仕事しろ」の曲中で幾度となく「あーりん」が連呼されたのち、佐々木はバックダンサーとともに「ハッピー♡スイート♡バースデー!」を歌唱。最後には「A-rin Kingdom」「だって あーりんなんだもーん☆」が披露され、昔も今も変わらず王道アイドルの道を突き進む佐々木に、客席からこの日一番の声量で「あーりん!」というコールが送られた。

佐々木彩夏「AYAKA NATION 2023 in YOKOHAMA Arena ~FRIENDS~」2023年5月21日 横浜アリーナ セットリスト

01. ジョイフルワンダーランド
02. L.O.V.E
03. ショービズ
04. きらりんっ!
05. Girls Meeting
06. 宙飛ぶ!お座敷列車
07. なんとなく最低な日々
08. Early SUMMER!!!
09. My Cherry Pie(小粋なチェリーパイ)
10. My Hamburger Boy(浮気なハンバーガーボーイ)
11. MORE WE DO!
12. ロマンスはエチュード
13. Lady Cat
14. Bunny Gone Bad
15. SPECIALIZER
16. CONTRADICTION
17. キューティーハニー
18. BIONIC CHERRY
19. Majoram Therapie
20. 月と銀紙飛行船
21. 空でも虹でも星でもない
<アンコール>
22. あーりんは反抗期!
23. あーりんはあーりん♡
24. 仕事しろ
25. ハッピー♡スイート♡バースデー!
26. A-rin Kingdom
27. だって あーりんなんだもーん☆

撮影:増田慶、小境勝巳、上飯坂一

関連記事

「おもカワ2025~アイドル大喜利シングルトーナメント~」第1弾告知ビジュアル

アイドルが大喜利で真剣対決!「おもカワ」今年も開催 出場エントリー第1弾はこの5名

2日
「『ももいろクリスマス2024-HOLY 4D NIGHT-』LIVE Blu-ray & DVD」特報映像より。

ももいろクローバーZ「ももクリ2024」BD/DVD発売決定、特報映像「バイト編」「就職編」公開

2日
ももいろクローバーZ「天手力男」ライブ映像より。

ももいろクローバーZ「夏のバカ騒ぎ」からお祭り騒ぎ「天手力男」ライブ映像公開

7日
玉井詩織

玉井詩織、コンセプト異なる2作の写真集を同時刊行した理由

9日
「玉井詩織 Billboard Live Tour 2025」告知画像

ももいろクローバーZ・玉井詩織が1年ぶりにビルボード公演

9日
AMEFURASSHI

AMEFURASSHI「WILD」リミックス版のライブ映像公開、ゲストDJと共演したZeppDC公演より

10日
高城れにの新アーティスト写真。

ももクロ高城れに、鏡の向こうの世界からこちらを見つめる

10日
玉井詩織(ももいろクローバーZ)©フジテレビ

ももクロ玉井詩織、伊藤沙莉、堺小春「ボクらの時代」でフロリダ旅行を振り返る

11日
V.A.「ジブリをうたう その2」参加アーティスト

「スタジオジブリ」トリビュートアルバム第2弾発売 薬師丸ひろ子、アイナ、乃木坂46小川&奥田、のん&SOILら参加

11日
ももいろクローバーZ「ココ☆ナツ」ライブ映像より。

ももクロが水鉄砲を掛け合ってはしゃぐ、「夏のバカ騒ぎ」より「ココ☆ナツ」ライブ映像公開

13日