JOYSOUND 音楽ニュース
powered by ナタリー
「JOYSOUND X1」公式サイト「ジョイオンプー」LINEスタンプ販売中

Devil ANTHEM.メジャーデビューを経て春ツアー完走、結成9周年ライブはTDCホールで

「Devil ANTHEM. SPRING TOUR 2023 FINAL東京公演『晩春到夏~春終わり夏来たる日~』」の様子。(撮影:笹森健一)
2年近く前2023年06月28日 9:03

Devil ANTHEM.の全国ツアー「Devil ANTHEM. SPRING TOUR 2023」のファイナル公演「晩春到夏~春終わり夏来たる日~」が、昨日6月27日に東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)で開催された。

5月31日にビクターエンタテインメントよりシングル「ar」をリリースしたデビアン。毎年恒例の春ツアーを3月にスタートさせた彼女たちはメジャーデビューという大きなステップアップを経て、4月にオープンしたばかりの新ライブハウス・Zepp Shinjuku(TOKYO)のステージへ。春の終わりを告げると同時に、アイドルの本領が発揮される夏の到来をライブで表現した。

開演時刻になると、デビアンのワンマンでおなじみになっている音響や照明などの“ライブシステム”の実演が、Zepp Shinjuku(TOKYO)の最新設備で行われた。そしてカウントダウンを経て、「本日 春が終わり夏がはじまります」という文字がステージ上のスクリーンに映し出されると、フロアがライブへの期待感と高揚感でいっぱいに。和のテイストを取り入れた桜色の衣装を身にまとい、お決まりのSEに合わせてステージに登場したデビアンは観客を力強く煽りつつ、「OMONPAKARU」でライブをスタートさせた。デビアンのライブのトレードマークとなっている爆音のサウンド、Zepp Shinjuku(TOKYO)が誇る360°LEDビジョン上で展開されるVJ演出、ステージ上に噴き上がるスモーク、場内を縦横無尽に交差するレーザー照明が一体となる中、「歌えや踊れ!ぜんぶ忘れて楽しめばOK!」という歌詞通り、フロアはさっそく沸騰状態に。5人はキュートなセリフが耳に残るバレンタインソング「そわそわチョコレート」、初期からのライブの人気曲「ココロカラ」などの直球のアイドルソングも交えつつ、ライブ序盤から堂々としたパフォーマンスを繰り広げた。

次のブロックでエレクトロポップサウンドに乗せて“愛”を歌う「LOVE~極~」、メジャーデビューシングル「ar」のカップリング曲「PA PA PA」など6曲をノンストップで披露したデビアンは、ここで一旦ステージから退場。スクリーンに告知映像が映し出され、新たな夏衣装を着用したデビアンの新ビジュアルが公開されたのを皮切りに、7月5日に「『ar』Summer Remix EP」が配信リリースされること、8月2日に東京・代々木公園野外ステージでフリーライブ「Devil ANTHEM. SPRING TOUR 2023 ファン感謝企画 東京“夏”公演 #でび夏 無銭無双 in 代々木公園野外ステージ」が行われることが発表された。そして映像の上映が終わると、黄色と水色のさわやかなカラー、涼し気なミニスカートが特徴の夏の新衣装に着替えたメンバーがステージへ。大きな声援と拍手を浴びた彼女たちは、夏の空気感を漂わせながらライブの後半戦をスタートさせた。まず披露されたのは、「『ar』Summer Remix EP」に収録される新曲「トロピカベイベー」。ハツラツとした歌とダンスで表現されるポップなサマーチューンによって場内の温度が上昇すると、「めっちゃサマー」「Fantastic90」とさらに夏曲が畳みかけられた。

ライブがラストスパートに差しかかる前に、デビアンはツアーを振り返っての思いを1人ずつ言葉に。その中で竹越くるみは「今回の春ツアーは途中でメジャーデビューというものがありまして。そこがいつもの春ツアーと違ったところでもあったんですけど、私、毎年同じ反省を繰り返していたんですよ。その自分から抜け出したいなとずっと思っていた中、今年は霧が晴れたようなツアーだったんですね。自分の成長を自分で感じられるようになったんです」と手応えを語り、水野瞳は「全公演声出しがOKという中でツアーを回れたことが本当にうれしくて」「本当にここまでがんばってこれてよかったです」と喜びをあらわにした。

メンバーとファン、全員の気持ちをひとつにしたデビアンは「EMOTIONAL」でパフォーマンスを再開。間奏では竹本あいりが「やっぱりライブが大好きだし、みんなとのこの空間が大好きです!」と声を張り上げ、曲名通りエモーショナルな空気を生み出す。5人は本編ラストの「不確かな未来」に至るまで、歌詞1つひとつに力いっぱい感情を込めた。

アンコールが始まる前には、EPのリリースやフリーライブの開催に加えてもう1つ新たな情報が発表された。スクリーンに投影されたのは、12月29日に東京・TOKYO DOME CITY HALLで結成9周年記念ライブ「Devil ANTHEM. 9th Anniversary ONE MAN LIVE」が開催されることを告げる映像。盛大な歓声に包まれながら再登場したデビアンは「Archangel」「minnadeiko」の2曲を経て、ラストに記念すべきメジャーデビュー曲「ar」をパフォーマンスした。この曲ではスマートフォンでのライブ中の撮影が可能となり、観客はその場の興奮を写真に収めていく。曲の終盤、安藤楓が「ねぇ ずっと 見つめる先は同じ これからもこれまでも 走って来た道が 夢の方へ続くんだって」と高らかに歌う落ちサビ、フロアに降り注ぐきらびやかな銀テープにより会場のボルテージは最高潮に。全24曲を歌い終えたメンバーは、その表情に達成感をにじませていた。

Devil ANTHEM. SPRING TOUR 2023 FINAL東京公演「晩春到夏~春終わり夏来たる日~」2023年6月27日 Zepp Shinjuku(TOKYO) セットリスト

01. OMONPAKARU
02. シアワセクラップ
03. そわそわチョコレート
04. ミッドナイトドライブ
05. ココロカラ
06. LOVE~極~
07. Fake Factor
08. LINK
09. PA PA PA
10 ADVANCE
11 SS
12 トロピカベイベー
13 めっちゃサマー
14 Fantastic90
15 Like a 熱帯夜
16 Fever
17 EMOTIONAL
18 ソノサキ
19 絆という羽
20 ONE DAY
21 不確かな未来
<アンコール>
22 Archangel
23 minnadeiko
24 ar

Devil ANTHEM. SPRING TOUR 2023 ファン感謝企画 東京“夏”公演 #でび夏 無銭無双 in 代々木公園野外ステージ

2023年8月2日(水)東京都 代々木公園野外ステージ

Devil ANTHEM. 9th Anniversary ONE MAN LIVE

2023年12月29日(金)東京都 TOKYO DOME CITY HALL

JOYSOUND
JOYSOUND.COMカラオケ歌うならJOYSOUND

関連記事

「Devil ANTHEM. 再始動単独公演『Rebuilders vol.1』」の様子。(撮影:笹森健一)

Devil ANTHEM.が帰ってきた!超満員の会場で堂々再始動、LIQUIDROOMでの新体制初ワンマン決定

16日
Devil ANTHEM.「DCB」配信ジャケット

Devil ANTHEM.がヤマモトショウ提供曲リリース&MV公開

28日
新体制になったDevil ANTHEM.。

Devil ANTHEM.に新メンバー塩崎めいさ&矢吹寧々が加入、アイドル活動未経験の19歳

約1か月
「Devil ANTHEM. 再始動単独公演『Rebuilders vol.1』」告知画像

Devil ANTHEM. 新体制での再始動ライブ決定「最新章の幕開けとなるその瞬間をお届けします」

約2か月
竹本あいり

活動休止中のDevil ANTHEM.から竹本あいり卒業、ほかの4人は新メンバー加えて活動再開へ

2か月
Devil ANTHEM.「手紙」配信ジャケット

活動休止中のDevil ANTHEM.が新曲「手紙」リリース

3か月
Devil ANTHEM.(撮影:笹森健一)

Devil ANTHEM.が活動休止前ラストライブ開催、すべてが奇跡だった10年に感謝を込めて

3か月
水野瞳(Devil ANTHEM.)

Devil ANTHEM.水野瞳、1st写真集はちょうどいい肉付きで「パーフェクト」

4か月
水野瞳 1st写真集「AKIRA」発売記念イベント特典の生写真。

Devil ANTHEM.水野瞳、1st写真集イベント特典の生写真に水着カット多数

5か月
Devil ANTHEM.

Devil ANTHEM.ベスト盤のリリイベ完走!噴水広場初単独ステージで力強いパフォーマンス届ける

5か月