空想委員会が12月9日をもって解散することを発表した。
佐々木直也(G)が一身上の理由により音楽活動を休止し、三浦隆一(Vo, G)が4月に死去した空想委員会。残るメンバーの岡田典之(B)は「Gt.佐々木やスタッフと何度も何度も話し合い、想いも全て出し合った結果、やはり三浦さんのいない空想委員会は空想委員会ではない、という決断に至り、解散することになりました」と解散理由と経緯を明かした。
なお先だって5月公演の中止がアナウンスされていたワンマンツアー「Welcome Home」は、12月9日のファイナル東京・下北沢シャングリラ公演を除きすべて中止となることが決定した。最終東京公演は内容を変更して開催予定となるが、希望者には中止公演と同様にチケットの払い戻しが行われる。
空想委員会は三浦隆一(Vo, G)、佐々木直也(G)、岡田典之(B)の3人によって2010年1月に結成されたロックバンド。2011年にリリースしたインディーズデビュー作「恋愛下手の作り方」がタワレコメンに選ばれ、一気に知名度を上げた。2014年6月にアルバム「種の起源」でメジャーデビュー。2019年4月に当時の体制での活動を一度終了するが、2021年4月にバンド活動を再開させた。2023年2月に佐々木が一身上の理由により音楽活動を休止。三浦が3年にわたる大腸がんの闘病の末、同年4月に死去した。
岡田典之(B)コメント
いつも応援していただきありがとうございます。
今後の空想委員会について本当にたくさん考えました。
皆さまをお待たせしてしまい、ご心配をおかけいたしまして申し訳ございませんでしたが、時間をかけてしっかりと考えました。
なんとか活動を続けられないかとGt.佐々木やスタッフと何度も何度も話し合い、想いも全て出し合った結果、やはり三浦さんのいない空想委員会は空想委員会ではない、という決断に至り、解散することになりました。
まだまだやりたかったことや目標はありましたが、常に全力を出して活動していたので空想委員会としてやり切った、走り抜けたという思いもあります。
現メンバー結成から約13年、空想委員会の岡田として活動してきたので、空想委員会でなくなることは正直不安です。
ですが、出会ってくれたファンのみなさまからは、僕の人生においてとても大切なものや景色をたくさんいただいたので、それらが力となり支えとなりこれからも頑張っていけます。
残りのライブは1回だけとなってしまいましたが、最後は空想委員会らしく安全かつ健全に楽しんでもらえたら幸いです。
心からありがとうございました。
空想委員会 ワンマンツアー「Welcome Home」
中止
2023年9月9日(土) 宮城県 enn 2nd
2023年9月10日(日)新潟県 CLUB RIVERST
2023年9月16日(土)愛知県 CLUB UPSET
2023年9月17日(日)大阪府 Shangri-La
2023年10月27日(金)北海道 Sound Lab mole
2023年10月29日(日)青森県 八戸ROXX
2023年11月11日(土)岩手県 the five morioka
2023年11月12日(日)福島県 LIVE STAGE PEAK ACTION
2023年12月3日(日)茨城県 club SONIC mito
内容容変更のうえ開催予定
2023年12月9日(土)東京都 下北沢シャングリラ