Anlyが7月1日に東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)でワンマンライブ「A.L.I.V.E」を開催した。
ライブのオープニングナンバーは、5月にリリースされた楽曲「TAKE OFF」。Anlyはサポートメンバーが放つエッジの効いたバンドサウンドに乗せて伸びやかな歌声を届けた。続く「VOLTAGE」では「VOLTAGEを上げろ」というAnlyの力強い言葉に応えるように観客が高く手を上げ、「カラノココロ」ではシンガロングで会場がひとつになった。
バンドメンバーが一度退場すると、ループペダルを駆使した1人でのパフォーマンスコーナーがスタート。「足元が見たい」というファンから寄せられたリクエストに応える形で、ビジョンにループペダルをさばく足元が映し出され、フロアから大きな歓声が沸き起こった。「Moonlight」ではAnlyが華麗なペダルさばきによってリアルタイムでトラックを生み出し、その上にメロウな歌声を重ねていく。「SLEEP」では音数を絞ったループトラックによって、彼女の細やかな繊細な歌唱表現が浮き彫りになった。
バンドメンバーをステージに迎え入れ、いよいよライブはクライマックスへ。Anlyは「Angel voice」でシンフォニックなサウンドに乗せて清廉な歌声を届けたあと、「ここが時代の最先端でしょ!」という力強い言葉とともに「KAKKOII」を披露した。その後もAnlyは疾走感あふれるロックチューン「CRAZY WORLD」やポップなナンバー「Not Alone」をパフォーマンス。最後にはコロナ禍において自身の背中を押してくれたという楽曲「Alive」を歌唱した。
アンコールで再びステージに登場したAnlyはイスに腰掛け、キーボードの伴奏に乗せて「星瞬~Star Wink」を歌い上げた。ここで彼女は秋から冬にかけてライブツアー「Anly 2023-2024 Tour」を開催することを発表。故郷の沖縄でツアーをスタートさせることも告知した。ラストナンバーは故郷への切実な思いを込めた「Welcome to my island」。Anlyはありったけの力を込めるようにこの曲を披露し、ワンマンライブを締めくくった。
Anly 2023-2024 Tour
2023年10月15日(日)沖縄県 桜坂セントラル
2023年10月20日(金)宮城県 仙台MACANA
2023年10月22日(日)福岡県 福岡県 LIVEHOUSE CB
2023年11月5日(日)石川県 vanvanV4
2023年11月11日(土)愛知県 新栄シャングリラ
2023年11月19日(日)北海道 PLANT
2023年11月25日(土)広島県 SIX ONE Live STAR
2023年11月26日(日)香川県 高松TOONICE
2024年1月27日(土)大阪府 BIGCAT
2024年1月28日(日) 東京都 EX THEATER ROPPONGI