常日頃よりゼロからイチを生み出す作業に従事しているアーティストたち。そんな彼らにとって創作の源になっているものとはなんだろう? そんな疑問を探る本コラム。第6回ではPENGUIN RESEARCHのベーシストとしても活躍するコンポーザーの堀江晶太に制作現場に欠かせないお供や、音楽制作におけるポリシーを聞いた。
音楽制作において欠かせない、あなたの「創作のお供」は?
ペットボトルの炭酸水「ウィルキンソン タンサン」です。
いつから愛用 / 活用していますか?
3年ほど前から、楽曲制作時のお供にずっと愛飲しています。
炭酸の刺激でリフレッシュでき、後に残る味もないので、ニュートラルな快適さで制作に集中できます。
大量にストックしているので、お酒を飲みたくなったらハイボール用にも使うなど、オンオフ問わず助けられています。
その「創作のお供」に向けてひと言伝えるとしたら?
変わらないあなたのままで居てください。
音楽制作(レコーディング、作詞、作曲、編曲 etc.)において一番大切にしているものを教えてください。
アーティストやクライアントとの話し合いや、自分自身のイメージをまとめる構想など、実際の制作に着手する前段階を一番大切にしています。
極端な言い方かもしれませんが、そのスタート地点でとことん対話して、作るべき共通のゴールを共有できていれば、あとは手を動かしていればいつの間にか曲が出来ているような感覚です。
堀江晶太(ホリエショウタ)
5月31日生まれ、岐阜県出身。10代の頃より作編曲家として活動し、上京後に音楽制作会社に入社する。2011年にボカロP・kemuとして、イラストレーターのハツ子、動画クリエイターのke-sanβ、アドバイザーのスズムからなるKEMU VOXXを結成し、動画共有サイトに楽曲を投稿。いずれも大きな反響を呼ぶ。2013年に独立して以降は、LiSA、ベイビーレイズJAPAN、茅原実里、田所あずさ、三月のパンタシア、luzらに楽曲を提供。アレンジャー、コンポーザーとしての地位を確立させる。PENGUIN RESEARCHのベーシストとして、2016年1月にシングル「ジョーカーに宜しく」でメジャーデビューし、バンドマンとしても精力的に活動中。